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【頼めば鬼も人食わず】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

頼めば鬼も人食わず

「頼めば鬼も人食わず」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
頼めば鬼も人食わず

「鬼も頼めば人食わず」ともいう。
【読み方】】
たのめばおにもひとくわず

【意味】
好きなことでも、いざ頼むともったいぶること。また、心をこめて頭を下げれば、どんな人も悪いようにはしないものだ。

ことわざ博士
「頼めば鬼も人食わず」ということわざは、相手が通常ならやりたがらないことでも、頼むと快く引き受けてくれるという意味があるんだよ。
助手ねこ
えー、それはすなわち、普段は怖い顔してる鬼さんでも、ちゃんとお願いすれば人を食べへんで済むんやな。

つまり、人に何かを頼む時は、きちんとお願いの言葉を忘れへんように、って教えてくれてるんやな。人によっては、頼まれたら優しくなれるってことや。

【類義語】
・鬼の目にも涙
・頼めば越後から米搗きにも来る
・頼むと頼まれては犬も木へ上る

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「頼めば鬼も人食わず」の解説

カンタン!解説
解説

「頼めば鬼も人食わず」っていうことわざは、お願いされると、本来好きなことでも意地を張ってやらない人のことを指しているんだよ。

こういう人はね、自分から進んで何かをやるのは大好きなんだけど、他人から頼まれると「うーん、今はちょっと・・・」とか「まあ、いいけどね」みたいな感じで、少しぶっくらすることもあるんだ。

例えば、友達が大好きなゲームを一緒に遊んでと頼んだとき、「いつもは好きでやってるのに、どうして頼まれるとやりたくないの?」って思うような状況を表しているんだよ。

このことわざの中の「鬼」は、人間を食べることを楽しむ生き物として描かれることが多いよね。でも、「人食わず」は、鬼が人を食べないという意味。つまり、鬼でも頼まれたら人を食べないということから、「本来好きなことでも、頼まれるとやらない」っていう意味があるんだ。

だから、「鬼も頼めば人食わず」っていうことわざは、「頼まれると意地を張ってやらない人」のことを言っているんだよね。

「頼めば鬼も人食わず」の使い方

健太
ともこちゃん。一生のお願い。
ともこ
頼まれると何だかやりたくなくなるわね。
健太
天邪鬼だなあ。頼めば鬼も人食わずだ。
ともこ
冗談よ。もったいぶって健太くんをからかってみただけよ。やるわよ。
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「頼めば鬼も人食わず」の例文

例文
  1. 土下座をすれば無理を通せる。頼めば鬼も人食わずだから、新入社員には、まず土下座を覚えさせる。
  2. 誠心誠意頼めば、頼めば鬼も人食わずのように何とかしてもらえるものだ。
  3. 頑固おやじでも、心を込めて頭を下げれば頼めば鬼も人食わずというように、結婚を許してくれるかもしれない。
  4. 頼めば鬼も人食わずというけど、ダメもとで頭を下げてみて良かった。
  5. 彼に頼みに行くのは嫌だ。頼めば鬼も人食わずのごとく、「どうしようかな。」ともったいぶるのが常で面倒くさい。




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