「頼むと頼まれては犬も木へ上る」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
頼むと頼まれては犬も木へ上る
【読み方】
たのむとたのまれてはいぬもきへのぼる
【意味】
どうしてもと頼まれれば、無理難題も聞こうという気になる。
「頼むと頼まれては犬も木へ上る」とは、人が懇願されると、通常なら不可能と思われる事柄でも挑戦しようとする気持ちが湧くという表現があるんだよ。
そやな、つまり、「人にすごくお願いされたら、普段は無理やと思うことでも挑戦してみようかと思う」ってことやな。
人の心情やお願いの力って、すごいことを成し遂げる動力になるんやな。この表現は、その力をよく描いてるわな。
【語源由来】
木登りができない犬でも、どうしてもと頼まれれば登る気になる意から。
【類義語】
・頼めば越後から米搗きにも来る
・頼めば鬼も人食わず
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「頼むと頼まれては犬も木へ上る」の解説
カンタン!解説
「頼むと頼まれては犬も木へ上る」っていうことわざはね、人からすごく頼み込まれると、本来できないはずのことでも、どうにかしてやろうと思う、という意味なんだよ。
考えてみて、犬が木に登るなんて普段はありえないことだよね。でも、誰かにとっても強く頼まれてしまうと、普段はできないことでも挑戦しようと思うんだ。それがこのことわざが教えてくれることだよ。
だから、「頼むと頼まれては犬も木へ上る」っていう言葉は、強く頼まれると、普通なら無理なことでも挑戦する勇気が出るっていうことを示しているんだね。
「頼むと頼まれては犬も木へ上る」の使い方
健太くん。本当に生徒会長選に出馬するの?
頼まれたら断れないよね。
頼むと頼まれては犬も木へ上るというやつね。でも、当選は無理だと思うわ。
やってみないとわからないじゃないか。
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「頼むと頼まれては犬も木へ上る」の例文
- 頼まれると「しょうがないなあ」と引き受けてしまう彼は、まさに、頼むと頼まれては犬も木へ上るというやつだ。
- 土下座までされたら、頼むと頼まれては犬も木へ上るようにやるしかないよな。
- 自分には無理だと一度は断ったが、頼むと頼まれては犬も木へ上るというように、そこまで言うなら自分でもできるんだろうという気になってきた。
- 頼むと頼まれては犬も木へ上るというから、追い返されようともあきらめず、何度も訪問してお願いする。
- 是非にと頭を下げられて、断れる人がいるだろうか。頼むと頼まれては犬も木へ上るという。