「叩く人の按摩を取る」の意味
【ことわざ】
叩く人の按摩を取る
【読み方】
たたくひとのあんまをとる
【意味】
自分に害をなしたものに恩で報いること。人が良すぎるにもほどがあること。
「叩く人の按摩を取る」ということわざは、敵に対しても恩で報いるほどの寛大さ、つまり人が良すぎるという状況を表しているんだ。
ほんまにな。つまり、「自分を叩いてきた人にまで按摩をする」ってことやな。
それはもう人が良すぎるってレベルやな。ちょっと想像できへんくらいやけど、そういう度量の広さを持つ人もいるんやろな。ことわざには、なかなか深い意味があるんやな。
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「叩く人の按摩を取る」の解説
カンタン!解説
「叩く人の按摩を取る」っていうことわざはね、自分を攻撃したり嫌なことをした人に対して、逆に良いことをしたり恩を返すっていうことだよ。
例えばね、クラスでちょっといじめられている子が、いじめてきた子が困っているときに手を貸すようなことさ。その子が「なんであいつが助けてくれるの?」って思うかもしれないけど、それがまさに「叩く人の按摩を取る」っていうことなんだ。
「叩く」は、他人を攻撃する、嫌なことをするっていう意味。「按摩を取る」は、マッサージをしてあげる、つまり良いことをするっていう意味だよ。なので、このことわざは、「他人から攻撃を受けても、それに対して良いことをする」という、なんていうか、ちょっと人が良すぎるっていう行動を表しているんだよね。でも、これは人によっては、「そんなにいい人ぶらなくてもいいのに」と思われることもあるかもしれないね。
「叩く人の按摩を取る」の使い方
いじめっ子を助けたって本当?
困っていたら見捨てるわけにはいかないよね。
叩く人の按摩を取るようなものよ。見捨てればいいのに。
人としてそれはできなかったなあ。
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「叩く人の按摩を取る」の例文
- 彼は、叩く人の按摩を取るような掛け値なしの良い人である。
- 叩く人の按摩を取る態度が評価され、彼は聖人と呼ばれるようになった。
- お人好しの彼は、叩く人の按摩を取るようなことばかりして損をしている。
- 叩く人の按摩を取るようでは、この世知辛い世の中を生き抜くことはできない。
- 叩く人の按摩を取る彼女は、人が良すぎると馬鹿にされることが多いが、情けは人の為ならずというからいずれ良いことがあるかもしれない。