「天道は善に福し淫に禍す」の意味(出典)
【ことわざ】
天道は善に福し淫に禍す
【読み方】
てんどうはぜんにさいわいしいんにわざわいす
【意味】
天は善人に幸せを与え、悪人に禍を与える。
「淫」は、邪悪。
「天道は善に福し淫に禍す」ということわざは、善行を積む人には良いことがもたらされ、悪行を犯す人には悪いことが起きるという意味があるんだ。
あぁ、それは「善いことをすれば良い結果が得られ、悪いことをすれば悪い結果が来る」ってことやな。
天はすべての行動を見てて、ちゃんと善悪を見極めて報いてくれるってわけ。自分の行動にはちゃんと責任を持たんとあかんねんな。
【出典】
「書経」
古代中国殷の湯王が、暴虐の政治を行った夏の桀王を滅ぼし政権を握った時の言葉。
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「天道は善に福し淫に禍す」の解説
カンタン!解説
「天道は善に福し淫に禍す」っていうことわざは、良いことをする人には幸せが訪れ、悪いことをする人には災いが訪れるっていう意味なんだよ。
簡単に言うとね、善良な行いをする人や心のきれいな人には、いいことや幸運が舞い込んでくることが多いよ。逆に、悪いことや人を傷つけるようなことをする人には、いずれその行いが災いとして返ってくることがあるんだ。
このことわざは、良い行いや態度の大切さを伝えてくれて、人々に正しく生きるように教えてくれるんだよ。だから、この言葉を思い出して、毎日の行動や選択をするときに、善良であることの大切さを感じることができるんだよ。
「天道は善に福し淫に禍す」の使い方
悪人ばかり甘い汁を吸っていない?
そうかなあ。天道は善に福し淫に禍すっていうわよ。
勧善懲悪だと、すっきりするんだけどな。
悪人が痛い目を見ると胸がすく思いよね。
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「天道は善に福し淫に禍す」の例文
- 悪行に手を染めない方がいい。天道は善に福し淫に禍すというからね。
- 良い行いをするものは報われるが、天道は善に福し淫に禍すというように悪人はひどい目にあうだろう。
- 天道は善に福し淫に禍すというので、善行を心掛ける。
- こちらから神様を見ることはできないが、神様は見ていて、天道は善に福し淫に禍すように人間に賞罰を与える。
- ともこちゃんは本当に良い人なので、天道は善に福し淫に禍すというようにもっと神様に祝福されても良いと思う。