「鉄物は敵の末にも貸せ」の意味
【ことわざ】
鉄物は敵の末にも貸せ
【読み方】
てつものはかたきのすえにもかせ
【意味】
鉄器は使わないでるとさびるので、だれかに貸して使わせるほうが良い。
あー、なるほどな。つまり、ものを使わずにただ置いとくとダメになるから、使ってほしい人に貸してしまえばええんやな。
敵にでも貸してやるくらいの気持ちで、というのがポイントか。何か持ってるけど使わんものがあったら、誰かに貸して活用してもらう方がええってことを教えてくれる言葉やね。
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「鉄物は敵の末にも貸せ」の解説
カンタン!解説
「鉄物は敵の末にも貸せ」っていうことわざはね、鉄のものは使っていないとさびてしまうから、自分が使わない時でも、敵であろうと誰かに貸して使わせた方がいい、という意味なんだよ。
例えば、自分が持っている自転車をしばらく使わない時に、友達が借りたいと言ったら、借りてもらって使ってもらった方がいいんだ。自分が使わないと、その自転車は壊れやすくなっちゃうかもしれないからね。
このことわざは、物を大切に使うことの大切さや、自分だけでなく他人とも共有する心の大切さを教えてくれるんだよ。何も使わずに放置するより、誰かに使ってもらって役立てる方がいいんだね。
「鉄物は敵の末にも貸せ」の使い方
健太くん。それを貸してよ。
だめだよ。大事にしているんだから。
鉄物は敵の末にも貸せっていうわよ。物は使ってなんぼでしょう。
うーん。しょうがないなあ。
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「鉄物は敵の末にも貸せ」の例文
- 鉄物は敵の末にも貸せというので、大事な絵画を世界中の美術館に貸し出している。
- 人と共有する喜びというのもあるし、鉄物は敵の末にも貸せというから後生大事にしまっておくのはもったいない。
- 人生の先輩であるお兄ちゃんとして、妹におもちゃを貸してあげてほしい。鉄物は敵の末にも貸せっていうし、貸した方がおもちゃにとっても良いかもしれないわよ。
- 鉄物は敵の末にも貸せっていうじゃない。ケチケチしないで、望まれたら人に使わせてあげなさいよ。
- 自分だけのものにしたい気持ちはわかるが、鉄物は敵の末にも貸せという。さびつくより貸したほうが、自分のため、ひいては人のためになるんじゃないかな。
これは、使わない物を保管しておくより、他人に貸して活用する方がよいという教えなんだ。