「馬持たずに馬貸すな」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
馬持たずに馬貸すな
【読み方】
うまもたずにうまかすな
【意味】
使い方を知らないものに貸さない方が良いということ。
馬の扱い方を知らない人に馬を貸すなんて、何が起こるかわからへんからな。物の扱い方を知らない人に物を貸すと、それがどう使われるか、どうなるかわからへんってことを教えてくれることわざやな。
【語源・由来】
馬を持たない者は馬を扱うことができず愛情も薄いだろう。そんな者に馬を貸せば粗末に扱われるだろう。
【類義語】
・子無しに子を呉れるな
「馬持たずに馬貸すな」の解説
「馬持たずに馬貸すな」っていうことわざはね、ものの大切さや扱い方を理解していない人に、物を貸したり、責任を任せたりしちゃいけないよっていう意味なんだよ。
例えばね、友達が「君の新しいゲーム機貸してよ」と言ってきたとするよ。でもその友達はゲーム機を大事に使ったことがなくて、よく壊してしまう人だったら、貸すべきじゃないんだよね。だって、大切なゲーム機が壊れちゃったら悲しいじゃん?
「馬持たず」っていうのは、馬を持ったことがない人、つまり馬の大切さや扱い方を知らない人のことを指すんだ。「馬貸すな」は、そういう人に馬を貸すな、つまり大切な物を任せるなっていう意味だよ。
だから、「馬持たずに馬貸すな」っていうことわざは、大切な物や、大切な責任は、それを理解して、大切に扱うことができる人に任せるべきだって教えてくれているんだよ。
「馬持たずに馬貸すな」の使い方
「馬持たずに馬貸すな」の例文
- 本が好きじゃない人に本を貸すと、馬持たずに馬貸すなでボロボロにされる。
- 馬持たずに馬貸すなという。物を貸すときは覚悟をした方が良い。
- 不動産経営は、馬持たずに馬貸すなのように家を持たない人に家を貸すのだから、敷金はしっかりもらっておくべきだ。
- 高級ブランドバッグを友人に貸したら、馬持たずに馬貸すなですごい状態になって返ってきた。
- 馬持たずに馬貸すなという教えは知っているが、愛好家を増やしたいのでどんどん貸して普及活動をする。