【馬痩せて毛長し】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

【ことわざ】

馬痩せて毛長し

「馬疲れて毛長し」と表すこともあります。

【読み方】

うまやせてけながし

【意味】

人間は貧苦にあえぐと知恵が働かなくなるという事。

【語源・由来】

中国南宋代に成立した禅宗の史書『五灯会元』にに「人貧しければ智短く、馬痩せて毛長し」とあり、また鎌倉時代初期に起きた曾我兄弟の仇討ちを題材にした軍記物語『曾我物語』には「馬やせて毛長く、いばゆるに力なし。人貧にして智みじかく、言葉いやし」とある事から。
栄養が行き届いて健康な馬は毛並みにつやがあって整っているが、栄養不足で痩せてしまうと、体の毛ばかりが伸びているように見え、貧相になってしまうという事から。

【類義語】
・運尽くれば知恵の鏡も曇る
・窮すれば鈍する
・窮すれば濫す
・鈍すりゃ貧する
・人貧しければ智短し
・貧すれば鈍する

【英語訳】
・A horse becomes thin and fur is long.
・Thought will become blunt if it becomes poor.

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「馬痩せて毛長し」の使い方

健太
僕はやっぱり、とにかくお金の稼げる仕事に就きたいと考えているんだ。
ともこ
すごく漠然としているわね。どうして、そう思うの?
健太
将来僕に子供が出来た時に、苦労をかけたくないからね。馬痩せて毛長しというし、豊かな生活を送ってもらいたいものだよ。
ともこ
それはもちろんそうだね。良い仕事に就きたいなら、今からしっかり勉強しなきゃね。

「馬痩せて毛長し」の例文

  1. 馬痩せて毛長しというのだから、人が何かを学ぶには経済的な余裕も大事だと考えている。
  2. 金銭的に困窮した奴は、もう何を考えているか分からないよ。馬痩せて毛長しというから、愚かな発想しか出来ていないかもしれない。
  3. 馬痩せて毛長しで、会社の倒産で仕事を失ってしまった彼は、見る影も無い姿に変貌してしまった。
  4. 馬痩せて毛長しなので、彼女が実はお金に困っているという事は、会った時にすぐに勘付いた。
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