「魚は江湖に相忘る」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
魚は江湖に相忘る
【読み方】
うおはこうこにあいわする
【意味】
俗事に煩わさらず、自然の環境下で自由に生きること。
魚が川や湖で自由に泳いでいる姿を想像すれば、その悠々とした生き方がよく理解できる。ストレスや心配事から解放され、自由に生きていくことの大切さを教えてくれる表現やね。
「荘子」魚が広い環境で互いの存在を忘れ悠悠と泳ぎまわる意から。
【類義語】
・魚は水に相忘れ
・獣は林に相忘る
「魚は江湖に相忘る」の解説
「魚は江湖に相忘る」っていう言葉、ちょっと古典的な感じがするよね。これは、有名な古代の中国の書「荘子」から来ているんだよ。この言葉の意味は、魚が大きな川や湖で泳ぐとき、その広さと深さに囲まれて、まるで水の存在を忘れて自由自在に泳ぐような感じで、自分たちも何にも縛られず、気にせず、自然に生きることを表しているんだ。
例えば、大きな公園や自然の中で遊んでいる時、その広さや自由さに囲まれて、日常の悩みや問題を一時的に忘れて、思いっきり楽しんでいる気持ちになることがあるよね。それと同じようなことを、このことわざは教えてくれているんだ。
つまり、この言葉は「自分の心や考えを解放して、自然のままに、心地よく生きる」ということを教えてくれているんだよ。身の回りの悩みや問題から一時的に解放され、心の中で自由を感じることの大切さを伝えているんだね。
「魚は江湖に相忘る」の使い方
「魚は江湖に相忘る」の例文
- 芸能人は日本では人目が気になるので、海外で魚は江湖に相忘るのようにのびのびと暮らすことを好む。
- 無人島までamazonが配達をしてくれるなら、そこで魚は江湖に相忘るという暮らしをしたいものだ。
- 山奥で魚は江湖に相忘るの生活をしていたのに、開発の手がここまで伸びてきた。
- 病んだ心が、魚は江湖に相忘るの日々のおかげで癒されつつある。
- 仕事をやめて魚は江湖に相忘るの状態になったが、いずれ貯金が底をつく。