「座禅組むより肥やし汲め」の意味(類義語)
【ことわざ】
座禅組むより肥やし汲め
【読み方】
ざぜんくむよりこやしくめ
【意味】
農民は座禅を組んで修行に励むより、肥やしを汲んで農作業に励むべきだということ。
「組む」と「汲む」とを組み合わせて調子を整えている。
あー、要するに「夢見がちなことやるより、実際に役立つことをせんとあかん」ってことやな。
修行して瞑想するのもええけど、それやる暇あったら、ちゃんと現実の仕事に手を付けた方が実はええんちゃうか、って言ってるわけやな。夢と現実のバランスを取るのが大事やってことを教えてくれる言葉やね。
【類義語】
・詩を作るより田を作れ
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「座禅組むより肥やし汲め」の解説
カンタン!解説
「座禅組むより肥やし汲め」っていう言葉はね、ざっくり言うと「修行するよりも実際に役立つことをやった方がいいよ」という意味だよ。
考えてみて、座禅っていうのは、静かに座って心を落ち着ける修行のこと。一方で、肥やしを汲むっていうのは、畑に使うものを取る実際の仕事のことだよ。この言葉は、「考えるだけじゃなくて、実際に役立つことをやろう!」って教えてくれる言葉なんだ。
つまり、ただ考えるだけや、夢を見るだけじゃなくて、実際に行動して、役立つことをすることが大事ってことを伝えているんだよ。
「座禅組むより肥やし汲め」の使い方
健太くんは医者になりたいんでしょう?
そうだよ。父さんの後を継ぎたいんだ。
勉強しないと医学部は難しいわよ。座禅組むより肥やし汲めよ。ゲームをしている場合じゃないでしょう。
学生の本分は勉強だけど、遊ぶこともまた勉強だから必要なんだよ。
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「座禅組むより肥やし汲め」の例文
- 碁を打つより田を打てとか、座禅組むより肥やし汲めというがうつつを抜かしている場合じゃないだろう。
- 花を育てている暇があるなら、座禅組むより肥やし汲めで本業に励め。
- 詩を作るより田を作れというし、座禅組むより肥やし汲めともいうが、他のことに時間を割く余裕はないはずだ。
- テレビばかり見ていないで、座禅組むより肥やし汲め。
- ゴールデンウィークの観光地情報を集めてどうする。座禅組むより肥やし汲め。君の仕事は観光業じゃないだろう。
もし修行して座禅を組む時間があるなら、それよりも具体的な仕事、たとえば農作業に力を入れるべきだということを伝えているんだ。