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【地獄の一丁目】の意味と使い方や例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
地獄の一丁目

【読み方】
じごくのいっちょうめ

【意味】
破滅や困難に向かう第一歩。

【語源・由来】
「丁目」は江戸時代、徳川家康の慶長の町割りによって一庁(約109メートル)四方ごとに町名がつけられたことが始まりで、今の静岡市の中心部(駿府)で使われた。

【類義語】

【対義語】

【英語訳】

「地獄の一丁目」の使い方

健太
明日からテスト週間だ。
ともこ
前から分かっていたじゃない。
健太
分かっていても、準備してないの。
ともこ
健太君にとっては、地獄の一丁目、地獄の始まりね。いつまで続くのかしら。

「地獄の一丁目」の例文

  1. この景色、まさに地獄の一丁目という感じがします。
  2. 会社更生法が適用されこれからは夢も希望もない。考えてみれば外国の会社を買収したことが地獄の一丁目だったのです。
  3. ここが地獄の一丁目になるかもしれない、どうする、進むか退くか。
  4. これが本物のカジノです。きらびやかなロビーとゴージャスな飾り、最高級のエンターテインメント、ワクワクしますが、別な見方をすれば地獄の一丁目だね。

まとめ

地獄のイメージは日本と西洋では違います。西洋のイメージを代表するのが、オーギュスト・ロダンの未完の作品「地獄の門」です。有名な「考える人」はこの門を構成する群像の一つとして造られたものですね。ロダン作「地獄の門」は、上野の国立西洋美術館、静岡県立美術館をはじめ、世界に7つ展示されています。銘文(めいぶん)の最終行に「汝等(なんじら)ここに入るもの一切の望みを棄てよ。」とあります。日本では閻魔(えんま)様がいて、嘘をいうと舌を切られるとか、苦痛が永遠につづく恐ろしい場所というイメージですが、西洋では「望みがない世界」絶望しかない世界を地獄のイメージとしています。これはこれで確かに地獄の世界ですね。

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