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【人生意気に感ず】の意味と使い方や例文(語源由来・英語訳)

人生意気に感ず

「人生意気に感ず」の意味(語源由来・英語訳)

意味
【ことわざ】
人生意気に感ず

【読み方】
じんせいいきにかんず

【意味】
人間は金銭や名誉のためにではなく、人の心意気に感じて仕事をするものだ。

ことわざ博士
「人生意気に感ず」という言葉は、人は他人の情熱や熱意に触れて、自らも努力しようとするもので、それは金銭や名誉欲のためではなく、純粋な動機によるものだという意味だよ。

この表現は、人が他人の情熱や姿勢に影響を受け、それが努力する原動力となることを示しているんだね。

助手ねこ
ほんまかいな。つまり、「人生意気に感ず」ってのは、人は他人の情熱に感動して、自分も頑張ろうと思うってことやな。金銭や名誉といった外的な報酬のためじゃなく、心からの動機によって行動するっていうことやね。

他人の熱意に触れることが、自分を成長させるきっかけになるんやな。人の情熱に触れることの大切さを教えてくれる言葉や。

【語源・由来】
「魏徴」の詩「述懐」。「人生意気に感ず、功名誰か復論ぜん」に基づく。 「意気」とは、やり遂げようとする積極的な気持ちの意味。

【英語訳】
It is what is in one’s heart that moves others.
Heart is won by heart
to be positively affected by someone’s strength of spirit

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「人生意気に感ず」の解説

カンタン!解説
解説

「人生意気に感ず」という言葉は、魏徴の「述懐」から来ているもので、人が他人の意気や精神に感じ入って努力すること、すなわち、人は金銭や名誉欲のためではなく、高い精神的な動機によって行動することを表しているんだよ。

この言葉は、人々が物質的な利益や外部からの評価だけでなく、内面的な動機や他人の情熱や意志に触れて、自らも努力し成長することの重要性を説いているんだね。人が他人の強い意志や情熱に影響され、それに感動して自分も努力する様子を指しているんだ。

たとえば、素晴らしい芸術家や偉大な学者、情熱的なリーダーなどに触れることで、人は自分自身も何か大きなことを成し遂げようという意欲を持つようになる。このような精神的な影響は、金銭や名誉といった外的な報酬とは異なる、より深い動機付けをもたらすんだ。

「人生意気に感ず」は、人が真の意味で努力し、成長するためには、内面からの動機付けや他人の情熱に感動することが大切であるということを教えてくれる言葉なんだね。

「人生意気に感ず」の使い方

ともこ
健太くん、あの人気アイドルが新曲を出すんだけど、気難しいと評判のヒットメーカである作曲家が曲を提供するらしいの。
健太
へえ、人生意気に感じないと仕事をしないというあの作曲家?彼の心を動かすとは、すごいね。
ともこ
ええ。アイドルと話をするうちに人生意気に感じたらしいわよ。あのアイドル、プロ意識がすごいからね。
健太
その新曲が楽しみだね。きっとすごく売れるんだろうな。
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「人生意気に感ず」の例文

例文
  1. ぼくは、人生意気に感じるたちで、あとから考えると軽率かも知れないと思われるような提案をしてしまったのだ。
  2. 先生は、その壮健な肉体に加えるに、つき合いにはトコトンまでつき合うやさしさと、人生意気に感ずといった性格もあり、本人も無意識の過労で倒れてしまった。
  3. 人生意気に感ずをモットーにしている棟梁は、本当に家を愛している施主としか仕事をしない頑固者である。
  4. 人生意気に感ずというが、今の上司はとても尊敬できる人なので、がんばってノルマを達成しようと思える。
  5. 人生意気に感ずという言葉が好きなので、お客さんの心意気が自分に伝わった時だけ受注し製作することにしている。

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