「十分はこぼれる」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
十分はこぼれる
【読み方】
じゅうぶんはこぼれる
【意味】
欲張ることなくほどほどが良いということ。
物事には適度なバランスが大事で、欲を控えめにするのが良いってことを教えてくれるんやね。何事もほどほどが一番やってことかいな。
【語源・由来】
満杯に入れた水はこぼれるばかりだという意から。
【類義語】
・満は損を招く
・八分は足らず十分はこぼれる
・月満つれば則ち虧く
「十分はこぼれる」の解説
「十分はこぼれる」ということわざは、物事において過度な欲や望みを持ちすぎると、結局失敗やトラブルに繋がる可能性があるという意味なんだよ。例えば、容器に水をいっぱいまで入れると、少しの揺れでも水がこぼれ出してしまうように、何事もやり過ぎたり欲張ったりすると、うまくいかなくなることがあるんだ。
このことわざは、物事には「ほどほど」が大切だって教えてくれているんだよ。たとえば、お菓子を食べすぎるとお腹が痛くなるように、何でもやりすぎたり欲張りすぎたりすると、良い結果にならないことが多いんだ。
だから、「十分はこぼれる」とは、物事をほどほどにすること、必要以上に欲を出さないことが大切だって教えてくれる言葉なんだね。バランスを取ることや、欲を控えめにすることの大切さを思い出させてくれるんだ。
「十分はこぼれる」の使い方
「十分はこぼれる」の例文
- 十分はこぼれるから何事も腹八分目がいい。
- 極みを目指すと十分はこぼれるので、ほどほどが良いと思うよ。
- 満ち足りると十分はこぼれ、あとは下り坂だ。欲張らないほうが賢明だ。
- 十分はこぼれ衰えるばかりになるから、頂点を極めずそこそこでいい。
- 際限なく欲張ると十分はこぼれるので、ある程度の所で自重すべきだ。