【人口に膾炙する】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
人口に膾炙する

【読み方】
じんこうにかいしゃする

【意味】
世の中に広く知れ渡っていること、評判になっていること。プラスのニュアンスで使われることが多い。

【語源・由来】
膾炙の「膾」(なます)とは、魚や獣の生肉を細かく切って酢に漬けた料理。「炙」(あぶり)は火であぶった肉のこと。いずれも美味で万人に好まれるところから、この「人口に膾炙する」という言い回しが生まれた。唐の「林嵩」「周朴詩集序」の「一篇一詠、人口に膾炙す」に基づく。

【類義語】

【対義語】

【英語訳】
to be on everyone’s lips
to be well-known
to be famous

「人口に膾炙する」の使い方

ともこ
空手の試合で優勝してから、健太くんの名が人口に膾炙し始めたのよ。すごいわね。
健太
本当?じゃあ、今年のバレンタインデーは大きな袋を持ってこないといけないね。
ともこ
それは心配しなくても大丈夫よ。有名と人気は違うから。
健太
ともこちゃんってば、ひどい・・・。

「人口に膾炙する」の例文

  1. 今では、その名は総理大臣より人口に膾炙しているのである。
  2. 彼は、人口に膾炙した面白い話を集めて日本中を旅して研究している。
  3. 日本食を口にするアメリカ人は、邪道から本格まで、種々であるが人口に膾炙し始めていることは否定できない。
  4. 「神ってる」という言葉が、昨年、人口に膾炙して、広く使われるようになった。
  5. 有名な作家が会見で使用した言葉が、人口に膾炙した。

まとめ

人口に膾炙すると言えば、最も人口に膾炙した本とは何だろう。夏目漱石でいえば「吾輩は猫である」か「こころ」、芥川龍之介でいえば教科書にも載っている「羅生門」だろうか。それとも、本というより巻物だが「紫式部」の「源氏物語」か。今でいう、口コミで評判が広まり、みんなが好んで読み世に残る。こうして三世代(おばあちゃんから孫まで)残った本は本物だというが、そういう人口に膾炙し続ける本がこれからもどんどん出版されるといい。

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