「痩せの大食い」の意味(英語訳)
【ことわざ】
痩せの大食い
【読み方】
やせのおおぐい
【意味】
やせているのに大食いの人のこと。また、やせている人のほうが思いのほか大食いの場合が多いということ。
つまり、「見た目じゃ判断できへんこともある」ってことやな。ホンマに、細い人でも食べる量はすごいときがあるねんてな。
ガリガリの人でも、驚くほどお腹が底なしやったりして、まあ、人の見た目と中身は違うってことを教えてくれる言葉やな。
【英語訳】
thin person who eats a lot
big eater who stays thin
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「痩せの大食い」の解説
カンタン!解説
「痩せの大食い」っていうことわざはね、見た目は細いのに、よく食べる人を指す言葉なんだよ。
例えば、友達が細いのに大盛りのラーメンをペロリと食べてしまうとき、その友達はまさに「痩せの大食い」だね。
つまり、「痩せてる人はあまり食べないだろう」という見た目からの予想を覆すときに使われる言葉なんだ。
だから、この言葉には、「予想外によく食べるな!」っていう、ちょっとした驚きや予想外の感情が込められていて、人は見た目だけで判断しない方がいいという教訓も含んでいるんだ。
あとね、「痩せの大食い」には「細い人ほどよく食べる」っていう意味も含まれているんだよ。「細い人でもたくさん食べることができる」っていうことを表しているから、体の大きさと食べる量は必ずしも一致しないっていうことを教えてくれるんだよね。
「痩せの大食い」の使い方
健太くんは、痩せの大食いよね。本当によく食べる。食べた物が体のどこに収められているのかって思うくらいによく食べる。
空手の練習でエネルギーを使うから食べないともたないんだよ。普段の生活でもトレーニングを欠かさなくて、階段を上るときは駆け上がるし、授業中は空座りでも良いくらいなんだけど先生が許してくれないんだ。
食べた物が、すぐエネルギーに変わるわけね。
ともこちゃんはあまり食べなくていいから、省エネルギーでうらやましいよ。
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「痩せの大食い」の例文
- 彼女は痩せの大食いなので、モデルのような体型をしているが、実は、家に業務用の巨大な冷蔵庫がある。
- 彼は痩せの大食いなので、食べ放題のお店にいかないと、自炊ではエンゲル係数が異常に高くなるので、外食ばかりだ。
- 痩せの大食いというけれど、テレビで見る大食いタレントは、実際に太っていない人が多いね。
- 彼女は、ケーキ一切れを二口で食べてしまうので、いつもホールで食べるのだが、とてもきれいな体型で痩せの大食いとは彼女のための言葉である。
- 彼は、骨と皮だけのような痩せの大食いなので「超大盛ラーメン食べたら千円あげる!」という企画で、食べ終わった瞬間、ラーメン屋さんはまさかこいつに食べ切られるとはという顔をしていた。
- 彼女は絶世の美女なのだけど、痩せの大食いなので、彼女を食事に誘った男性は必ず財布が空っぽになり、彼女との交際をあきらめることになる。
【注意!】間違った例文
❌「ともこちゃんは、痩せの大食いをしているうちに、太ってしまった。」
この使い方は間違い。「痩せの大食い」は、やせている人が、たくさん食べて太ったときは使わない。
見た目からは予想できないほど、痩せた人が大食いだったりすることを表現しているんだ。