【痩せ馬に鞭】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
痩せ馬に鞭

【読み方】
やせうまにむち

【意味】
弱いものに、さらに打撃を与えること。また、痛々しい様子のたとえ。

【語源・由来】
痩せて貧弱な馬に、鞭を打ってひどい仕打ちをする様子から。

【類義語】
痩せ馬に針立てる

【対義語】

【英語訳】
urge a tired horse on
encourage a failing heart

「痩せ馬に鞭」の使い方

健太
ああ、昨日の水泳で張り切って1000メートル泳いだせいで、筋肉痛がつらいよー。
ともこ
あら、健太くん。良いところであなたに会ったわ。この荷物を持ってちょうだい。
健太
ええー。痩せ馬に鞭を打つように、筋肉痛で苦しんでいる僕をこき使うなんて、ともこちゃんは鬼だあ。
ともこ
空手部の健太くんが筋肉痛だなんて、鍛え方が足りない証拠よ。さあ、これを持ってさらに鍛えてちょうだい。

「痩せ馬に鞭」の例文

  1. 痩せ馬に鞭という言葉のように、仕事が溜まって残業している僕に、資料作成を押し付けて先に帰ってしまうなんてひどい先輩だ。
  2. ただでさえ生活が苦しいのに、今よりさらに消費税が上がるなんて、まさに、痩せ馬に鞭という言葉通りの政治だ。
  3. 私は今、風邪をひいて全身の関節が痛いのに、ご飯をつくれだなんて、痩せ馬に鞭という言葉を知らないのか?
  4. 仕事で疲れてぐったりしているのに、雨が降ってきたから迎えに来いだなんて痩せ馬に鞭を打つようなものじゃないか。
  5. 頭痛でつらいから寝ているのに、肉まんが食べたいから買いに行けだなんて、痩せ馬に鞭という言葉そのものじゃないか。

まとめ

痩せ馬に鞭とは残虐非道な言葉である。この言葉同様ひどい言葉として「死に馬に鞭打つ」ということわざがある。賭事などの際、回復が望めないような状態の相手に、さらに痛手を与えることを例える言葉だが、馬は、古来、人々の運搬や農耕を助けてくれる良き友だったと思っていたが、奴隷のような存在だったのだろうかと思ってしまうほどひどい言葉である。

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