「無くて七癖有って四十八癖」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
無くて七癖有って四十八癖
【読み方】
なくてななくせあってしじゅうはっくせ
【意味】
人はだれでも多かれ少かれ何らかの癖を持っているものだということ。
完璧を求めるより、みんなの個性や癖を理解して受け入れることが大事やな。人の癖も、その人の魅力の一部やってことやね。
【語源・由来】
癖がないように見える人でも何かしらの癖がある意。
【類義語】
・無くて七癖
・難なくして七癖
・人に七癖我が身に八癖
・人に一癖
・人に一癖馬に馬癖
【英語訳】
・Every man has his faults.
・Every man has his own peculiar habits.
・Every man has his foibles.
「無くて七癖有って四十八癖」の解説
「無くて七癖、有って四十八癖」ということわざは、どんな人にも少なくともいくつかの癖があるという意味なんだよ。見た目には癖がないように見える人でも、実は7つの癖があるし、癖がたくさんあるように見える人にはもっと多くの癖があるっていうこと。
たとえばね、すごくきちんとしている人でも、ちょっとしたクセがあることが多いんだよ。それが例えば、いつも同じ色の服を着るとか、特定の言葉をよく使うとか。一方で、もっと癖が目立つ人は、もっとたくさんの癖があるかもしれないね。
これは、「人は完璧じゃないし、みんなそれぞれ違う癖を持っている」ということを教えてくれているんだよ。だから、「無くて七癖」や「難無くして七癖」と言われるときは、誰もが少なからず癖を持っているっていうことを表しているんだね。
このことわざは、「人にはそれぞれの個性や特徴がある」ということを教えてくれて、人の小さな癖も理解して受け入れることが大切だっていう教えなんだよ。みんな違うからこそ、面白いんだね。
「無くて七癖有って四十八癖」の使い方
「無くて七癖有って四十八癖」の例文
- 無くて七癖有って四十八癖というが、あの子にも癖があるのだろうか謎である。
- 無くて七癖有って四十八癖というように、彼にはたくさんの癖がある。
- 無くて七癖有って四十八癖というが、自分の癖はなかなか気づかないものである。
- 僕は無くて七癖有って四十八癖という程に癖がある。
このことわざでは、誰もが少なくとも七つの癖は持っていると言い表しているんだね。