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【鉄砲玉の使い】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

鉄砲玉の使い

「鉄砲玉の使い」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】
鉄砲玉の使い

【読み方】
てっぽうだまのつかい

【意味】
行ったきり帰ってこない使い。

ことわざ博士
「鉄砲玉の使い」という言葉は、一度行ったら二度と戻らない使いをする人のことを指す表現なんだよ。
助手ねこ
へぇ、そういう意味やったんか。つまり、一度行ったらもう戻らないっていう、一回限りの使いをする人のことを言うんやな。

鉄砲玉が一度飛び出たら戻らへんのと同じで、任務に出たら最後ってことやね。ひとつの任務に全力を尽くす人を表す言葉やな。

【語源・由来】
鉄砲の玉が、発射されたら戻ってこないところから。

【類義語】
・鉄砲玉の飛脚

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「鉄砲玉の使い」の解説

カンタン!解説
解説

「鉄砲玉の使い」という言葉は、一度行ったら戻らない使いのことを指す表現だよ。これは、鉄砲から撃ち出された弾丸が戻ってくることがないのと同様に、任務に一度出たら帰ってこない、もしくは非常に危険な任務に行く使いのことを比喩的に表しているんだ。

このことわざは、特に危険な使命や一度行けば帰還が難しい任務を指す場合に使われることが多いんだよ。たとえば、戦時中に敵陣に潜入するスパイや、非常に困難な任務を遂行する使者などが「鉄砲玉の使い」と呼ばれることがあるね。

この表現は、その任務の一方的で、往復不可能な性質を強調しているんだ。また、使いが非常に危険な状況に身を置くことを示唆しており、その使命の重要性や危険性を表しているんだね。

「鉄砲玉の使い」の使い方

ともこ
健太くん。どこかにおつかいにいくの?
健太
そうなんだ。八百屋さんにおつかいに行くんだ。
ともこ
八百屋さんの近くに公園があるけれども、おつかいを忘れて友達と公園で遊んで、鉄砲玉の使いになってはだめよ。
健太
ぎくっ。よくわかったね。そうなんだ。八百屋さんに行くと、いつも僕が帰って来なくなるもんだから、今日も母さんにしつこく、まっすぐ帰るように言われているんだ。
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「鉄砲玉の使い」の例文

例文
  1. 健太くんにあの美人な先生のところにプリントを届けに行ってもらうと、話し込んで鉄砲玉の使いになるから、私が行ってくるわ。
  2. あの子におつかいを頼むとたいてい鉄砲玉の使いになって、晩御飯の準備が遅くなるんです。
  3. 子供に回覧板を御近所の家に持って行くように頼んだのだけれども、鉄砲玉の使いでまだ帰ってこない。
  4. 息子はこの町のお年寄りに人気があるから、買い物を頼むといろんな人に話しかけられ、鉄砲玉の使いになる。
  5. あの子はいつも道草を食うので、おつかいを頼むと鉄砲玉の使いだ。




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