「二の矢が継げない」の意味
【ことわざ】
二の矢が継げない
【読み方】
にのやがつげない
【意味】
次によいことが続かない。「二の矢」は二番目に射る矢のこと。
「二の矢が継げない」という表現は、最初の行動や手段を実行した後に、それに続く次の手段や策がないことを意味しているんだよ。
ほうほう、それは困った状況を示してるわけやな。つまり、「最初の手を打ったけど、そのあとどうしようもない」ってことやな。一回目の行動はできたけど、二回目の行動ができへんって状況やね。
これは、計画や対策を事前にしっかり練っておくことの大切さを教えてくれる言葉やな。次に何をすべきか、常に考えておかなあかんってことや。
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「二の矢が継げない」の解説
カンタン!解説
「二の矢が継げない」という表現は、最初の行動や手段に続いて取るべき次の手がない、または次に何をすべきかが分からない状態を指しているんだ。この言葉は、戦いや競争、あるいは議論などの状況で用いられることが多く、初めの一手は打ったものの、それに続く有効な対策や手段が用意できていないことを意味しているよ。
たとえば、ある問題に対して一つの解決策を試みたけれども、その解決策が思ったような効果を発揮しなかったときに、次にどう行動すればいいのかが見えてこない場合に、「二の矢が継げない状態だ」と表現されることがあるね。このような状況では、さらなる対策やアイデアが必要となるが、それがすぐには見つからないことを示しているんだ。
この表現は、計画や戦略を練る際には、一手だけではなく、それに続く複数の手段や対策を考えておくことの重要性を示唆しているよ。一つの手段に頼るだけではなく、さまざまな状況に対応できるよう、予備の計画や代替案を用意しておくことが望ましいんだね。
「二の矢が継げない」の使い方
彼らは、今回のコントで売れて、たくさんの番組に出演するようになったけれども、二の矢が継げないかもしれないね。
そうね。一発屋になる可能性が大きいわね。
売れたことがうれしいけれども、二の矢が継げないことに焦りも感じているんだろうね。
そうでしょうね。他のネタを見たことがないもの。生き残ることが難しい世界よね。
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「二の矢が継げない」の例文
- デビュー作が運よくヒットしたけれども、二の矢が継げない漫画家はたくさんいます。
- なんとか勇気を振り絞ってともこちゃんに言い返すことができたけれども、二の矢が継げない。
- 父さんに健康のために酒を控えてほしいとお願いしたら、わしが酒を飲まないと酒屋のばあさんが儲からなくて困るというもんだから、二の矢が継げないのです。
- 秘密兵器として温存していた彼を試合に途中出場させたけれども、これでだめだったら二の矢が継げない。
- 僕が考案した鉛筆が、小学生にはやり、たくさん売れたけれども二の矢が継げないで困っています。