「有るは厭なり、思うは成らず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
有るは厭なり、思うは成らず
【読み方】
あるはいやなり、おもうはならず
【意味】
望むことと現実がずれていること。
「有るは厭なり、思うは成らず」ということわざは、自分が望むことと、現実が一致しないという状況を表しているんだよ。
なるほどな。つまり、「あるものは欲しくない、欲しいものは手に入らない」っていう、ちょっとツライ感じやな。
望んでることと現実がちゃうと、どうもなー、ってなるやろな。人生、そんな時もあるんやな。
【語源・由来】
目の前にいる人を好きになることができず、好きになった相手には好きになってもらえないという意味から。
【類義語】
・成るは厭なり、思うは成らず
・惜しきに離れ、思わぬに添う
【スポンサーリンク】
「有るは厭なり、思うは成らず」の解説
カンタン!解説
「有るは厭なり、思うは成らず」っていうことわざはね、自分がほしいと思うものと、実際に手に入るものとが一致しない、つまり希望と現実がうまく合わない状況を表してるんだよ。
例えば、君が好きな人がいるとしよう。でも、その人は君のことをそんなに特別に思ってないかもしれないよね。一方で、君のことを好きだって言ってくれる人がいるけど、君はその人のことをそんなに好きになれない。これがまさに「有るは厭なり、思うは成らず」っていう状況なんだ。
「有るは厭なり」は、「目の前にあるもの(有るもの)は好きになれない(厭なり)」という意味で、「思うは成らず」は、「自分が好きと思うものは手に入らない(成らず)」という意味だよ。つまり、これは「自分の好きなものは手に入らないけど、手に入るものは好きになれない」という、ちょっと切ない感じのことわざなんだよね。
「有るは厭なり、思うは成らず」の使い方
有るは厭なり、思うは成らずって言うけど本当だね。
まるで健太くんのことを好きな人がいるみたいじゃない。
失礼な。僕のことを好きな人だっているんだよ。
物好きな人がいるのね。
【スポンサーリンク】
「有るは厭なり、思うは成らず」の例文
- 男女の世界は有るは厭なり、思うは成らずだから結婚率が低い。
- 一般に有るは厭なり、思うは成らずというが、追われるより追いたい人間が多い。
- 有るは厭なり、思うは成らずといわれるが、最近どちらでもないAIがマッチングするアプリを活用した結婚が流行っている。
- 科学が進歩しても恋愛はままならないものだ。有るは厭なり、思うは成らずと昔からいう。
- 有るは厭なり、思うは成らずというように、男女の結び付きは難しい。