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【空き家の雪隠でこえなし】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

空き家の雪隠でこえなし

「空き家の雪隠でこえなし」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
空き家の雪隠でこえなし

【読み方】
あきやのせっちんでこえなし

【意味】
いくら呼んでも返事や応答がないことのたとえ。また、その場にいる誰一人ものを言わない場合に使う。

「雪隠」は便所のこと。
ことわざ博士
「空き家の雪隠でこえなし」ということわざは、どんなに呼んでも応答がない状況、また、その場にいる人たち全員が何も言わない状況を表しているんだよ。
助手ねこ
そやから、「声をかけても全く反応がない」ってことなんやな。みんな黙っとるから、まるで空き家のような静けさや。もしくは、何かを言おうと思っても、聞いてる人がおらへんから声が通らない、っていう状況を表してるんやろな。

大事なのは、ちゃんと話を聞いてくれる人がいることやな。

【語源・由来】
空家の使う者のない便所の「肥なし」と、返事がない「声なし」をかけた言葉。

【類義語】
・空家の雪隠

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「空き家の雪隠でこえなし」の解説

カンタン!解説
解説

「空き家の雪隠でこえなし」っていうことわざはね、どんなに大声で呼んでも、返事や反応が全くない、ということを表しているんだよ。

例えばね、大声で「おい、誰かー!」と呼んでも、誰もいないから返事が来ない、それがまさに「空き家の雪隠でこえなし」なんだよ。

この「雪隠」っていうのは便所のことで、「空き家の雪隠」っていうのは、誰もいないから使われることのない便所、っていうことを指しているんだ。そして「こえなし」っていうのは、声がない、つまり返事や反応がないっていう意味だよ。

またね、もう一つの使い方としては、何か問題が起こった時や、何か意見を求められた時に、誰も口を開かない、意見を言わない状態を指すこともあるんだよ。

だから、「空き家の雪隠でこえなし」は、「どんなに呼んでも反応がない」とか、「誰も意見を言わない」っていう状況を表すことわざなんだね。

「空き家の雪隠でこえなし」の使い方

健太
うーん。空き家の雪隠でこえなしだね。
ともこ
居ないのかしら。
健太
学校を休んでいるんだから、家に居ると思うんだけどな。
ともこ
居留守を使っているのかしら。根競べだわ。出てくるまで呼び続けるんだから。
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「空き家の雪隠でこえなし」の例文

例文
  1. 「誰かいますか」と声をかけたが、空き家の雪隠でこえなしだった。
  2. 意見を求めたが、誰も私と目を合わせようとせず、空き家の雪隠でこえなしだ。
  3. ともこちゃんにメールしても、空き家の雪隠でこえなし状態が続いている。振られたようだ。
  4. テレビの受信料の集金に行くと、たいてい空き家の雪隠でこえなしだ。
  5. 空き家の雪隠でこえなしだと思ったら、僕の知らぬ間に引っ越したそうだ。

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