【ことわざ】
穴があったら入りたい
【読み方】
あながあったらはいりたい
【意味】
非常に恥ずかしく、身を隠したい様のこと。
【語源・由来】
中国の前漢時代の政治思想家および文章家でもある、賈誼(かぎ)の『新書』からきている。そこでは、季孫(きそん)という領主が己の考えの浅はかさに恥じて「穴があったら入りたい」と言ったと記述されている。
【類義語】
・身の置き所がない
【英語訳】
・I didn’t know where to put myself.
・I wish the ground would swallow me up.
・I wish I could sink into the floor.
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「穴があったら入りたい」の使い方
この間の健太君は最高だったよ。
ともこちゃん!そのことは忘れてよ!!
あんなことが起こったら誰だって忘れられないよ。
あー!!僕の人生最大の黒歴史だよ。本当にあの時は穴があったら入りたかった。
「穴があったら入りたい」の例文
- 友人の結婚式で余興を頼まれたが、見事に滑ってしまい穴があったら入りたい気分だった。
- 好きな人の前で知ったかぶりをしてしまい、質問されても答えることができなかった。穴があったら入りたい。
- 若い頃の自分を振り返ると、穴があったら入りたい出来事をたくさん思い出してしまった。
- 幼少の頃から神童だともてはやされ、いざ町を出たら、いかに自分が井の中の蛙だったかを知り穴があったら入りたい気分になった。