【阿漕が浦に引く網】の意味と使い方の例文(語源由来・英語訳)

【ことわざ】
阿漕が浦に引く網

【読み方】
あこぎがうらにひくあみ

【意味】
隠しているつもりのことも、何度もくり返していると人に知られてしまうというたとえ。

「阿漕(あこぎ)」とは、強欲の意味でも使われることがある。

【語源・由来】
古今和歌六帖による。
「逢うことを阿漕の島に引く網のたび重ならば人も知りなむ」という歌が由来の言葉。
阿漕が浦とは、三重県津市一帯の海岸のこと。
この辺りは、伊勢神宮にお供えする魚を取る場所として、禁漁地区になっていた。
しかし、阿漕の平次という漁師が、病の母のために密猟をしていた。
何度もくり返したことによって、捕らえられて沖に沈められてしまったという伝説がある。

「古今和歌六帖(こきんわかろくじょう)」とは、平安時代に編纂(へんさん)された和歌集のこと。
四千数百首を題材に六冊に収録。
所説あるが、成立時期や撰者は不明とされている。

【英語訳】
A secret is disclosed in when.

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「阿漕が浦に引く網」の使い方

健太
こっそりやっていたのに、どうしてバレてしまったんだろう。
ともこ
健太くん、あの公園はボール遊び禁止よ。
健太
ともこちゃんも知っていたの?
ともこ
阿漕が浦に引く網というけれど、みんな知っているわ。

「阿漕が浦に引く網」の例文

  1. 阿漕が浦に引く網というが、彼らはうまく隠していたつもりだったようだけど、学校中のみんなが知っている。
  2. 兄は上手に隠しているつもりのようだけれど、阿漕が浦に引く網というように、父も母も気づいている。
  3. 妻は知らぬ顔をしているが、夜中にこっそり何度も出かけていることは知っている。阿漕が浦に引く網というだろう。

まとめ

秘密にしたいことや、隠し事があるという人もいるのではないでしょうか。
人には知られたくないと思って、うまく隠しているつもりでも、阿漕が浦に引く網というように人に知られてしまうことのないように、気をつけなければなりませんね。

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