「石の物言う世の中」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
石の物言う世の中
【読み方】
いしのものいうよのなか
【意味】
秘密が漏れやすいこと。
ほんまに、それは「秘密はすぐバレるから気をつけて」っていう意味やな。
まるで石がしゃべるように、どんな隠し事もばれてしまう世の中やってことやな。秘密はきっちりと管理せなあかんって教えてくれてるんやな。
【語源・由来】
物を言うはずがない石でさえ言葉を発する世の中なので、秘密が漏れやすいという意から。
元は、民衆の中に為政者への不満がある時に、物を言うはずのない石が言葉を発することをいう。
【類義語】・壁に耳あり障子に目あり
・壁に耳、岩に口
・石に耳あり
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「石の物言う世の中」の解説
カンタン!解説
「石の物言う世の中」っていうことわざはね、どんなに秘密を隠しても、結局はどこかで漏れ出てしまうよっていう意味だよ。
例えばね、クラスで誰にも言わないでと約束した秘密の話が、次の日にはみんなに知られてしまってたとかそういうことを表しているんだよ。
このことわざは、まるで石が話すように、秘密もどこかで話されてしまうんだって教えてくれているんだ。だから、大事な秘密は自分だけの中に閉じ込めておいた方がいいよ、っていう意味も含んでいるんだよ。何かを秘密にするときは、それが誰かに知られてしまう可能性も考えて、慎重になることが大切だね。
「石の物言う世の中」の使い方
警察は知ろうと思えば、僕の携帯電話の中身もともこちゃんのも知ることができるんだよね。
捜査に必要だと言えばね。
石の物言う世の中になったね。
秘密が秘密じゃない世の中は生きにくいわね。
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「石の物言う世の中」の例文
- 石の物言う世の中だから、どこで誰が聞いているかもわからない。発言には細心の注意を払う。
- 個人情報の流出が後を絶たず、石の物言う世の中だと感じる。
- 石の物言う世の中だから、秘密は抱えない方が良い。
- 秘密保持契約書を交わしても石の物言う世の中だから安心するな。
- 石の物言う世の中なので、インターネットにつなげばいろんな情報が手に入る。
まるで無生物である石までもが話すかのように、気をつけなければ内緒話が広まってしまうことを示しているよ。