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【石部金吉鉄兜】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

石部金吉鉄兜

「石部金吉鉄兜」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
石部金吉鉄兜

「石部金吉」だけでも用いられる。

【読み方】
いしべきんきちかなかぶと

【意味】
堅苦しく真面目な人のことをいう。

主に、まじめすぎて融通が利かない人や男女の情愛が理解できない人に対する皮肉として用いられる。
ことわざ博士
「石部金吉鉄兜」という表現は、非常に真面目で固い、つまり融通の利かない人を指すんだよ。

その人がいかに物事を真面目に考えているか、あるいはどれだけ頑固で固執しているかを表しているんだ。

助手ねこ
あーなるほどな。つまり、「頑固で融通がきかない人」を指すんやな。

まるで鉄の兜のように固く、変わることなく物事を突き進むんやな。これは、頑固さが強いけど、時には柔軟性も必要やなってことを教えてくれてる言葉やな。

【語源・由来】
堅い石と金を名前に持つ男が、さらに鉄兜かぶるほど堅物という意から。

【類義語】
・石に裃

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「石部金吉鉄兜」の解説

カンタン!解説
解説

「石部金吉鉄兜」っていう言葉はね、すごーく頑固で、なかなか考え方を変えない人、あるいはなんでも自分のルールに従って厳しくこなすような真面目すぎる人を表す言葉なんだよ。

例えば、ルールが大好きで、ちょっとしたことでも「これはルールに反するからだめだよ」と言って、自分も他の人もルールに厳しくするような人がいたら、その人は「石部金吉鉄兜」なんだよ。

「石部金吉」っていうのは、石と金の二つが組み合わさって作られた名前で、「石」も「金」も、どちらも固くて柔軟性のないものを表しているんだよ。「鉄兜」は鉄でできた兜(かぶと)のことで、これもまた固くて頑丈なイメージだね。

だから、「石部金吉鉄兜」っていう言葉は、とっても固い石や金、鉄の兜のように頑固で、なかなか考え方を変えない人、あるいは厳しすぎるほど真面目な人を表すんだよ。

「石部金吉鉄兜」の使い方

健太
ともこちゃん。紙くずを捨てちゃだめ。公道はゴミ箱ではない。
ともこ
石部金吉鉄兜ね。ちょっとくらいいいじゃない。
健太
そのちょっとが、このくらいいだろうとどんどん大きくなっていき犯罪につながるんだ。
ともこ
大げさだなあ。
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「石部金吉鉄兜」の例文

例文
  1. 彼は石部金吉鉄兜で融通が利かない。
  2. 健太くんは石部金吉鉄兜で、堅苦しく面白みがない人間だ。
  3. 石部金吉鉄兜が相手では息苦しくてかなわない。
  4. あの人は堅物の代表石部金吉鉄兜だ。
  5. 頭が石でできているんじゃないかと思うような生真面目な人なので、石部金吉鉄兜に改名すればいいと思う。

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