「一も取らず二も取らず」の意味(類義語)
【ことわざ】
一も取らず二も取らず
【読み方】
いちもとらずにもとらず
【意味】
あれもこれも得ようと欲張り、どちらも得ることができないこと。
「一も取らず二も取らず」ということわざは、欲張ってあれもこれも手に入れようとした結果、どちらも手に入らないという失敗を示す表現なんだよ。
あー、それはつまり、一つも二つも欲しがって、結局どっちも手に入らへんってことやな。
欲張りすぎると、結果的に何も得られへんってことやな。これは、欲張りすぎず、一つずつしっかりと物事を進めることの大切さを教えてくれる言葉やな。
【類義語】
・虻蜂取らず
・二兎を追う者は一兎をも得ず
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「一も取らず二も取らず」の解説
カンタン!解説
「一も取らず二も取らず」っていうことわざは、すべて手に入れようとして、結局は何も手に入れられないっていう意味なんだよ。
例えばね、お菓子が二つあって、どちらも欲しいと思ったけど、片方だけ選べる状況があるとするね。それなのに、「どっちも欲しい!」と言って、結局どちらも選べずに何ももらえなくなったりするような状況を指すんだよ。
だから、「一も取らず二も取らず」は、欲張りすぎて最終的に何も得られないという、欲張りすぎることの悪さを教えてくれることわざなんだね。大事なのは、ちゃんと選ぶことで、一つ一つを大切にすることなんだよ。
「一も取らず二も取らず」の使い方
部活も頑張りたいが、成績も落とせないから頑張りたい。
そのままだと一も取らず二も取らずになるわね。
留年するわけにはいかないから部活を諦めるしかないか。
及第点を取れるようになるまでは諦めた方が良さそうね。
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「一も取らず二も取らず」の例文
- 一つのことに集中して極めないと、一も取らず二も取らずとなる。
- あれもこれもとチャレンジしたい気持ちは分かるが、一も取らず二も取らずとなる危険性がある。
- 欲張った結果、一も取らず二も取らずとなったら一番悲しいじゃないか。
- 花も折らず実も取らず、一も取らず二も取らずでは努力のしがいが無い。やることを絞って専念するべきじゃないか。
- 一も取らず二も取らず、二兎を追う者は一兎をも得ずというが、文武両道に加えて遊びも楽しみ、三兎を目指したい。