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【逸物の鷹も放さねば捕らず】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

逸物の鷹も放さねば捕らず

「逸物の鷹も放さねば捕らず」の意味(語源由来・類義語)

意味【ことわざ】
逸物の鷹も放さねば捕らず

【読み方】
いちもつのたかもはなさねばとらず

【意味】
能力があっても実際に使わなければ意味がないこと。

「逸物」は、とくにすぐれた存在の意。
ことわざ博士
「逸物の鷹も放さねば捕らず」ということわざは、どんなに力がある鷹でも、大空に放たないと本当の力を発揮できないということからきているんだ。
助手ねこ
あ、そやな。猛禽類の鷹でも、大空に放たれなければ、鳥を捕まえる力を発揮できへんってことやな。

それと同じで、どんなに優れた人でも、適切なチャンスや場所がなければ、その力を存分に発揮するのは難しいってことやな。人の能力を見極めて、それに見合った場所や機会を提供することが大切ってことを教えてくれてるんやな。

【語源・由来】
優れた鷹でも空に放たなければ鳥を捕らえることはできない意から。

【類義語】
・百貫の鷹も放さねば知れぬ

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「逸物の鷹も放さねば捕らず」の解説

カンタン!解説
解説

「逸物の鷹も放さねば捕らず」っていうことわざは、どんなにすごい能力を持った人でも、その能力を活かす機会がなければ、その才能を発揮できないっていう意味なんだよ。

このことわざは、鷹が高く飛んで鳥を捕まえる様子からきていて、鷹がどんなに力強くても、大空に放たなければその力を発揮できない、っていうことを表しているんだ。

だから、これは人々に、誰かがすごい能力を持っていても、その人に適した環境やチャンスを与えなければ、その能力は十分に発揮できないっていうことを教えてくれているんだよ。その人の才能を引き出すためには、適切な機会や状況を提供することが重要なんだね。

「逸物の鷹も放さねば捕らず」の使い方

健太
ともこちゃんは三か国語を話すことができるんだよね。
ともこ
そうなの。でも使う機会がなくて忘れそう。
健太
逸物の鷹も放さねば捕らずというけど、その能力を活かすべきだよね。
ともこ
活かす場があれば私も嬉しい。
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「逸物の鷹も放さねば捕らず」の例文

例文
  1. 健太くんは、ハッキングができるくらいコンピューターに詳しいのに一般事務員をやっている。逸物の鷹も放さねば捕らずでもったいない。
  2. ともこちゃんは資格マニアで多くの資格を持っているが、逸物の鷹も放さねば捕らずで役立たせる機会に恵まれない。
  3. 彼はギフテッドと呼ばれる逸材なのに、嫉妬した上司から冷遇され逸物の鷹も放さねば捕らずだ。
  4. 逸物の鷹も放さねば捕らずというから、人事異動は適材適所を心がけないといけない。
  5. 彼は世界中の人々を救う力がある。逸物の鷹も放さねば捕らず、彼に活躍する場を与えるべきだ。

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