「一丁字を識らず」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
一丁字を識らず
「一丁字もない」「目に一丁字なし」ともいう。
【読み方】
いっていじをしらず
【意味】
一文字すら知らないこと。無学文盲のこと。
「一丁」は、一個。物を数える時に添える語「箇」の略字「个」が誤って「丁」と書かれたもの。
ええ!つまり、「文字さえ一つも知らない」ってことやな。このことわざは、教育や学びの大切さを伝えてるんやな。
まあ、今の時代、文字を一つも知らないって事は考えられへんけどな。でも、それくらい学問を大切にしようっていうメッセージが込められてるんやろな。
【出典】
「旧唐書」
【類義語】
・いろはのいの字も知らぬ
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「一丁字を識らず」の解説
カンタン!解説
「一丁字も知らない」っていう言葉は、本当に文字を一つも知らない、つまり全く読み書きができないっていう意味だよ。
たとえばね、ある人が漢字が一つも読めなかったり、アルファベットが一つも書けなかったりすると、その人は「一丁字も知らない」と言われるんだ。なんだか悲しい表現だけど、学んでいないことを表すのによく使われるんだよ。
「一丁」っていうのは、もともと「一個」って意味だよ。「一個」は「一个」とも書くんだけど、それが間違って「一丁」と書かれることがあるんだ。でも、「一丁字も知らない」って言うときは、「一つも知らない」という意味になるんだよね。
「一丁字を識らず」の使い方
狼に育てられた女の子が発見されたんですって。
一丁字を識らずなの?
文字どころか話すこともできないそうよ。
人間生活にもどれるのか心配だね。
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「一丁字を識らず」の例文
- 義務教育を受けていない彼は、一丁字を識らずだった。
- 一丁字を識らずだったが、商人として成功するために覚える努力をした。
- どうしても読みたい本があり、一丁字を識らずの彼は読み書きを学んだ。
- 世界には、7億人もの一丁字を識らずの人がいるという。
- 農家は一丁字を識らずでも構わないという時代は終わった。農家も頭脳戦、ハイテクの時代だ。
つまり、一つも文字を知らないという状態を指す表現だよ。これは、学問に励むことの大切さを教えてくれる言葉でもあるよ。