「命より名を惜しむ」の意味(語源由来・類義語・対義語)
【ことわざ】
命より名を惜しむ
【読み方】
いのちよりなをおしむ
【意味】
名誉を傷つけるよりは命を捨てた方が良い。
ああ、これは「自分の評判や名誉を守ることがとっても大事」ってことやな。
恥をかくことよりも、名誉を保つことの方が大切やって。まあ、今の時代は命と名誉、両方大事にしましょうやなんてな。
【語源由来】
自分の命よりも名誉を重んじる意から。
【類義語】
・命は鴻毛より軽し
・命は義によりて軽し
【対義語】
・命あっての物種
・命に過ぎたる宝なし
・命は宝の宝
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「命より名を惜しむ」の解説
カンタン!解説
「命より名を惜しむ」っていうことわざはね、自分の命を大切にするよりも、自分の名誉、つまり、他の人からどう思われるかをもっと大切にすることを言うんだよ。
これはね、恥ずかしいことをするよりも、自分の命を捨ててでも、自分の名前や評判を守りたいという意味だよ。自分のプライドや尊厳、信用を守ることを、自分の生命よりも大事に考えるという強い意志を示しているんだね。
例えば、約束を破ったり、嘘をついて人をだますようなことは、自分の名誉を傷つけるから、そういうことを避けて、誠実に行動することが大切だっていう教えを伝えているんだよ。
「命より名を惜しむ」の使い方
ここで武将が命より名を惜しむと考えて自害したんだって。
命あっての物種なのにね。何とかできなかったのかしら。
逃げ場がないと思ったんだろうね。敵に切られるくらいなら自分で切るって思ったんだ。
武士の世界は厳しいなあ。
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「命より名を惜しむ」の例文
- 彼は命より名を惜しむと考え、延命措置を選ばなかった。
- 武士たるもの命より名を惜しむ。
- 命より名を惜しむほど名誉を重んじる人でした。
- 名家であればあるほど子孫の名誉も慮り、命より名を惜しむ。
- できるだけ長生きしたい僕には命より名を惜しむ気持ちが理解できない。
つまり、恥ずかしいことをするくらいなら、生命を捨てるほうがましだ、という厳しい決意を表しているんだよ。