「牛の角を蜂が刺す」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
牛の角を蜂が刺す
「牛の角に蜂」ともいう。
【読み方】うしのつのをはちがさす
【意味】
手応えがないこと。何の効果もないこと。
「牛の角を蜂が刺す」ということわざは、それが全く感じられないこと、あるいは効果がないことを表しているんだ。牛が蜂に角を刺されても、痛みもかゆみも感じない、という事実から来ているんだよ。
なるほどな、それはつまり、牛が角に蜂が刺さっても、それが全然気にならへんってことか。
だから、何かがあっても全く気にならない、あるいは何の影響もないって意味になるんやな。牛さんも大物やな、蜂に刺されても気にせえへんなんて。
【語源・由来】
牛の角を蜂が刺しても牛は痛くもかゆくもないことから。
【類義語】
・鹿の蜂が刺す刺す
・石地蔵に蜂
・釣り鐘を蜂が刺す
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「牛の角を蜂が刺す」の解説
カンタン!解説
「牛の角を蜂が刺す」っていうことわざは、全く影響がないこと、または、全く気にしないことを表すんだよ。
例えばね、蜂が牛の角を刺しても、その牛はまったく気にしないし、痛みも感じないんだ。なぜなら、角は硬いし、感覚がないからさ。
だから、このことわざは、何かをやっても全く効果がないこと、または、他人から何か言われても全く気にしないことを表しているんだ。つまり、どんなに蜂が頑張って牛の角を刺しても、牛には全く影響がないように、ある行動が全く効果がない、または、他人の言葉に全く動じないことを言っているんだよ。
「牛の角を蜂が刺す」の使い方
健太くんを怒っても牛の角を蜂が刺すね。
なんか言ってるなーって感じだね。
怒り甲斐が無いわね。
僕のことを思うなら怒らず放っておいて欲しいよ。
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「牛の角を蜂が刺す」の例文
- 生徒にやる気がないと、情熱をもって接しても牛の角を蜂が刺すようなものだ。
- 彼に働きかけても、牛の角を蜂が刺すで効果が無く無駄骨に終わる。
- 牛の角を蜂が刺すような弟子はいらない。
- 怠け者の健太くんが禅寺で修業をしても、牛の角を蜂が刺すだろう。
- 痛い目にあって反省すればいいけど、彼はそんな目にあっても牛の角を蜂が刺すようにへっちゃらだろう。