「雲霓の望み」の意味(出典)
【ことわざ】
雲霓の望み
【読み方】
うんげいののぞみ
【意味】
切実な希望のこと。特に名君を待ち望むこと。
「雲霓」は、雲と虹で、雲は雨を呼び虹は雨が降ると現れることから、雨を象徴している。
ほんまやな。それはつまり、「小さいプレゼントでも、それが贈った人の気持ちを伝える」ってことやな。贈り物の大きさよりも、気持ちの方が大事って教えてくれるんやな。
「孟子」から。日照りの時に雲が出て雨が降り虹が出るのを待ち望むことから。
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「雲霓の望み」の解説
カンタン!解説
「雲霓の望み」っていうことわざは、とても深く切実に何かを待ち望む、という気持ちを表すんだよ。
これは古代中国の思想家、孟子が「梁恵王・下」という文章で使った表現から来ているんだ。その文章では「民望レ之、若三大旱之望二雲霓一也」と書かれていて、これは「人々がそれを望む心情は、大日照りの中で雨雲と虹を待ち望む心情のようだ」という意味だよ。
たとえばね、すごく暑い夏の日に、雨が降って涼しくなるのをずっと待っている感じ、あるいは、大切な人が帰ってくるのを心から待ち望む感じ、それが「雲霓の望み」なんだよ。
「雲霓」っていうのは、雨雲と虹のことを指していて、「望み」は待ち望む、という意味だよ。だから、「雲霓の望み」っていうことわざは、「とても切実に何かを待ち望む」という気持ちを表しているんだね。
「雲霓の望み」の使い方
この国を建て直してくれる政治家があらわれないかな。
雲霓の望みを抱く国民は多いわよね。
自分の利権しか考えていない人が多すぎるよ。
国民は国民で、自分のことしか考えていないマナーが悪い人が増えたし、教育に問題があるのかもね。
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「雲霓の望み」の例文
- 神様に雲霓の望みをかなえてくれるよう頼む。
- 世界中の人たちが雲霓の望みを持っているが、どの国も人材不足で優秀な政治家はいない。
- 雲霓の望みかない救世主現る。
- ともこちゃんは、生徒たちの雲霓の望み通りの待望の生徒会長だった。
- 雲霓の望みをひたすら祈るだけでは世の中は変わらないと気付く。
これは、何かを心から待ち望んでいる、という強い希望の象徴なんだ。