「回禄の災い」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
回禄の災い
【読み方】
かいろくのわざわい
【意味】
火災にあうこと。
「回禄」は中国で火をつかさどる神。転じて火事のこと。
「回禄の災い」という言葉は、火事や火災を指す言葉なんだよ。
あれれ、なんとも恐ろしい名前やな。つまり、「回禄の災い」って言うたら、火事のことを言ってるんやな。
中国の火の神の名前がそのまま火事を意味する言葉になったんやね。火って、本当に手に負えへんから、ちゃんと気を付けなアカンねんな。
【出典】
「春秋左氏伝」
【類義語】
・祝融の災い
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「回禄の災い」の解説
カンタン!解説
「回禄の災い」っていうのは、火事や火災のことを指す言葉なんだよ。「回禄」は、昔の中国で言われた火の神の名前なんだ。だから、このことわざは、火の神から来た大変な災い、つまり火事のことを言っているんだよ。
例えば、お話や映画で火事のシーンを見たことがあるよね? そういう火事を「回禄の災い」と言うこともあるんだ。火はとても怖いものだから、火の扱いにはとても注意しないといけないね。この言葉は、火事の恐ろしさを強く表しているんだよ。
「回禄の災い」の使い方
昨日は大変だった。
回禄の災いにあったのよね。
タバコの不始末が原因だったんだ。
出火原因ナンバー1よね。これを機に禁煙した方が良さそうね。
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「回禄の災い」の例文
- 冬はストーブを使うようになり回禄の災いが増える。
- うたた寝している間に料理中の鍋から火が出て、回禄の災いにつながった。
- 回禄の災いを減らすために火の用心を訴える。
- 神社で回禄の災いにあわないよう竈神さまのお札を買う。
- 空気が乾燥していて回禄の災いになると、周囲の建物に燃え広がる危険性がある。