「河漢の言」の意味(出典・語源由来)

河漢の言
【読み方】
かかんのげん
【意味】
あいまいで捉えどころのない言葉。大げさで現実から離れた言葉。


夢の中で飛んでるみたいな、おっさんが若返るみたいな、そういうほら話のことを言うんやな。現実とちょっと違う話があったら、これで片づけられるわけや。
【出典】
「荘子」
遠い空にある天の川のように、漠然としてとらえどころがない言葉の意から。
「河漢の言」の解説
「河漢の言」っていう言葉は、とっても特別な意味がない話や、現実から離れているような大げさな話を指すんだよ。
「河漢」っていうのは、天の川のことなんだ。夜空を見上げると、たくさんの星が並んでいるように見えるでしょ?それが天の川だよ。このことわざでは、天の川に並んでいる星たちのように、話が次から次へと続いて、結局何を言いたいのかよくわからない話を指しているんだ。
例えば、友達が宇宙人に会った話を始めて、それからロボットと戦ったり、宝を見つけたり、次々とありえない話を追加していくような場合に使えるんだね。
この言葉は、ちょっとお話しの中で遊んでいるような、現実からはほど遠い話を表しているから、誰かが夢の中のような話をしているときに使うといいかもしれないね!でも、その話が楽しい時には、このことわざを使うのはちょっと失礼かもしれないから、使う時は注意してね。
「河漢の言」の使い方




「河漢の言」の例文
- ロックスターの言葉はファンからすれば「しぶい、しびれる」なんだろうが、ファンじゃない人間からすれば河漢の言だ。
- 王の言葉は河漢の言だったが、国民を鼓舞するには役に立ったようだ。
- 健太くんの話すことは河漢の言でよくわからなかった。
- 河漢の言な上に声が小さいから内容の5分の1も理解できなかったよ。
- 生徒には河漢の言ではなく、分かりやすい言葉で話す。
























まるで夢物語のような内容の話に使われることが多いんだ。