「学若し成らずんば死すとも帰らず」の意味(出典)
【ことわざ】
学若し成らずんば死すとも帰らず
【読み方】
がくもしならずんばしすともかえらず
【意味】
故郷を離れて学ぶ覚悟をいう。
学問が成就しなければ死んでも故郷に帰らないということ。
「学若し成らずんば死すとも帰らず」という表現は、学問を学ぶために故郷を離れた人が、もし学問を成し遂げられなかったら、たとえ死んでも故郷には帰らないという強い決意を表しているんだ。
そうなんや!つまり、「目標を達成できなかったら、故郷に顔向けできへん!」っていうくらいの気持ちで取り組んでるんやな。
学びに対する真剣な気持ちと、自分に対する厳しい誓いが感じられる言葉やね。失敗したら顔向けできへんくらいの覚悟でやらなあかんってことを教えてくれるんやろな。
【出典】
江戸末期の詩僧釈月性の作といわれる詩「将に東遊せんとして壁に題す」の「学若し成る無くんば復還らず」から。
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「学若し成らずんば死すとも帰らず」の解説
カンタン!解説
「学若し成らずんば死すとも帰らず」っていうことわざは、お坊さんで詩人だった僧月性が言った言葉なんだよ。これは、学問や勉強をして成功するまで、たとえ死ぬことになっても、自分の生まれ育った故郷には戻らないという強い決意を表しているんだ。
例えばね、お話の中で、ある人が家族や友達に別れを告げて、遠い土地に行って勉強することになったとしよう。その人は、勉強して成功するまで、絶対に家には戻らないと誓うんだ。たとえ、とっても大変でも、結果が出なくても、自分が目標を達成するまでがんばり続けるという強い気持ちを持っているんだよ。
このことわざは、自分の夢を叶えるために、どんなに困難な道でも、あきらめずに努力し続ける大切さを教えてくれるんだね。だから、自分の夢に向かって一生懸命努力することが大切だよ、っていう教えが込められているんだよ。
「学若し成らずんば死すとも帰らず」の使い方
健太くん。本当に留学するのね。
学若し成らずんば死すとも帰らずというつもりで行ってくるよ。
それじゃあホームシックにかかっちゃだめね。
ホームシックを吹き飛ばすくらい勉強に集中してくるよ。
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「学若し成らずんば死すとも帰らず」の例文
- 感染症蔓延のために故郷に帰れないわけではない。学若し成らずんば死すとも帰らずと決めているのでまだ故郷には帰れない。
- 学若し成らずんば死すとも帰らずの覚悟で大学に入学した。
- 勉強して一人前になるまで帰らない。学若し成らずんば死すとも帰らずのつもりだから、父さんも母さんも達者でな。
- 東京の大学に進学するからには、学若し成らずんば死すとも帰らずと心に誓っている。
- 学若し成らずんば死すとも帰らずと神に誓っていたので、早く故郷に帰るために飛び級した。