「鰹節と砥石の借入れはない」の意味(類義語)
【ことわざ】
鰹節と砥石の借入れはない
【読み方】
かつおぶしとといしのかりいれはない
【意味】
鰹節も砥石も使うと減るので、借りるといっても実際はもらうことになるということ。
「鰹節と砥石の借入れはない」ということわざは、鰹節と砥石は使うと減ってしまうものなので、借りると言っても実際にはもらうことになるという意味だよ。
なるほどなぁ、これは。鰹節なんて使うとすぐ減るし、砥石も使えば減るもんな。借りるって言ったって、使うと返せへんもんはもらうことになるんやな。
借りて使って返せへんもんを借りるのは、ちゃんと考えなあかんってことやね。うんうん、これ、大切なことを教えてくれるわぁ。
【類義語】
・鰹節と巻紙の借入れはない
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「鰹節と砥石の借入れはない」の解説
カンタン!解説
「鰹節と砥石の借入れはない」っていう言葉、ちょっと難しそうだけど、実はとても面白い意味があるんだよ。
鰹節って知ってるかな?お寿司やおでんに使う、魚を乾かして削ったものだよ。砥石はね、包丁を研ぐときに使う石なんだ。
さて、この言葉の意味はね、鰹節と砥石って使うとどんどん減っていくものだから、借りると言っても、実際にはもらうことになる、ということなんだよ。
例えば、友達に鰹節を借りたとして、それを使うと減ってしまうから、元通り返すことができないよね。だから、借りると言っても、実際はもらってしまうことになるんだ。
このことわざは、借りたものをそのまま返せないようなものに対して使われることが多いんだよ。つまり、借りるという名目で、実際にはもらってしまうことを注意深く考えないといけない、っていう教えが込められているんだね。
だから、もし何かを借りるときは、ちゃんと返せるものかどうかをしっかり考えないといけないんだよ。それが「鰹節と砥石の借入れはない」という言葉から学べる大切なことなんだ。
「鰹節と砥石の借入れはない」の使い方
ともこちゃん消しゴム貸して。
鰹節と砥石の借入れはないのと同じように、消しゴムもないわね。
…じゃあ、1mmくらいちょうだい。
いいわよ。
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「鰹節と砥石の借入れはない」の例文
- 「醤油貸して」と言われたから、「鰹節と砥石の借入れはないように醤油もないからあげるよ」と言って貸した。しかし、後日刺身の横についているお魚の形の醤油を返してくれた。
- 鰹節と砥石の借入れはないというが、「トイレ貸して」といわれた時もお返しやお金を求めないな。
- 鰹節と砥石の借入れはないみたいに、石鹸も減った分をあげることになる。
- 人に貸しは作らない方がいいが、鰹節と砥石の借入れはないから大丈夫だ。
- 鰹節と砥石の借入れはないというから、砂糖をもらうつもりで「砂糖貸して」といったのに、スティックシュガー一本分の代金を請求された。