「可愛可愛は憎いの裏」の意味(類義語・対義語)
【ことわざ】
可愛可愛は憎いの裏
【読み方】
かわいかわいはにくいのうら
【意味】
心の中では憎く思いながら、口先でかわいがること。また、深い愛情が憎しみに変化しやすいこと。
あー、なるほどな。それはつまり、外見や言葉だけで人の気持ちを判断するのは危険やってことやな。
見た目は「あんた可愛いな~」って言ってるけど、実は心の中では「うるさいなこのやつ…」って思ってることもあるんやろな。愛情が強すぎると、ちょっとしたことで気持ちが逆転することもあるから、気をつけなあかんね。
【類義語】
・愛憎は紙一重
【対義語】
・憎い憎いは可愛の裏
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「可愛可愛は憎いの裏」の解説
カンタン!解説
「可愛可愛は憎いの裏」という言葉は、外では「かわいい、かわいい」と言っているけど、実は心の中でその人や物のことを気に入らない、という意味だよ。言葉の上で「かわいい」と言ってるけど、本当の気持ちはちょっと違うことを示してるんだ。
また、もう一つの意味として、愛情が強すぎると、それが簡単に嫌悪や憎しみに変わりやすいことを示しているんだ。つまり、人は強く愛することで、その愛情が逆に憎しみに変わることもある、ということを教えてくれているんだよ。
「可愛可愛は憎いの裏」の使い方
可愛い可愛いって言われると憎まれているんじゃないかって思っちゃうね。
可愛可愛は憎いの裏っていうもんね。
何でもかんでも疑ってかかるのは良くないことなんだろうけど、こんな世の中だから疑ってしまうわ。
間に受けて調子に乗るよりいいんじゃないかな。
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「可愛可愛は憎いの裏」の例文
- 愛情が深すぎて可愛可愛は憎いの裏なのか、彼女の子供に対する態度は厳しい。
- 犬は大嫌いだが、可愛可愛は憎いの裏のように口では「かわいいワンちゃんですね」と言っておく。
- 上司そっくりで可愛いなんて露とも思わないが、「可愛らしいお子さんですこと」とお世辞ををいう。可愛可愛は憎いの裏だが、円滑なコミュニケーションの技だ。
- 愛憎は紙一重というが、愛しすぎて可愛可愛は憎いの裏となり殺人事件に発展したそうだ。
- 可愛がりたくないが可愛可愛は憎いの裏で、可愛がるふりをする。
さらに、愛情が深すぎると、その反動で憎しみの感情が生まれることもあるという警告も込められているんだ。