「子持ち二人扶持」の意味(類義語)
【ことわざ】
子持ち二人扶持
【読み方】
こもちににんぶち
【意味】
赤ん坊がいる母親や妊婦は二人分食べるということ。子供のためにたくさん食べるべきだということ。
「扶持」は、武士が俸禄として与えられた米。
「子持ち二人扶持」という言葉は、乳飲み子がいる母親や妊婦が、自分と子供の分、二人分の食事や栄養が必要であるということを表しているんだ。
あぁ、わかったわかった!つまり、お腹の中の子や小さい子供のことを考えると、母親は2人分の食事や栄養をとらないといけへんってことやな。
普通の人より、ちょっと多めに食べてもしゃーないってことやね。母親の大変さや、その重要さを感じる言葉やな。
【類義語】
・子持ちの腹に宿無しが居る
・子持ちの盗み食い
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「子持ち二人扶持」の解説
カンタン!解説
「子持ち二人扶持」っていう言葉は、乳飲み子がいるママや、おなかに赤ちゃんがいるママは、実は2人分の食事が必要だってことを言ってるんだよ。
考えてみてね。赤ちゃんや小さな子供って、ママの体を通して、必要な栄養をもらって成長していくよね。だから、ママは普通の人よりも、もっとたくさんの食べ物や栄養が必要になるんだ。それが「二人分食べること」の意味だよ。
で、この「扶持」という言葉はね、昔の武士がお給料としてもらっていた米のことを指しているんだ。つまり、ママは2人分の「給料」、つまり食べ物や栄養が必要ってことを、このことわざで表現してるんだよ。
要するに、乳飲み子やお腹に赤ちゃんがいるママは、ちゃんと栄養を取って、2人分しっかり食べないと、体がつらくなっちゃうよ、っていう意味だね。
「子持ち二人扶持」の使い方
妊娠中のお姉ちゃんが、医者から食べ過ぎって注意されたの。
子持ち二人扶持っていうから妊娠中にダイエットするよりいいんじゃないかな。
食べ過ぎると出産が大変になるんですって。
妊娠中は運動も大変だしホルモンバランスが崩れてメンタルを保つのも大変だから、そんなに体重に目くじらを立てなくてもって僕は思うんだけどね。
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「子持ち二人扶持」の例文
- 子持ち二人扶持だから、母は食べる。母は強しだ。
- 子育ては体力勝負なので、子持ち二人扶持でとにかく食べる。
- 子持ち二人扶持というから、子供のためと思ってどんどん食べた方が良い。
- 妊娠したらお腹の中で子供を育てるんだから、子持ち二人扶持といい二人分食べた方が良そうだよ。
- 食べたもので母乳が作られ赤ん坊の栄養となる。子持ち二人扶持といわれるから、僕の分も食べなよ。