「福は眥に盈たず、禍は世に溢る」の意味(出典)
【ことわざ】
福は眥に盈たず、禍は世に溢る
【読み方】
さいわいはまなじりにみたず、わざわいはよにあふる
【意味】
幸福は見落としてしまうほどささやかだが、災難は世の中にあふれるほどあるということ。
「眥」は、目じり。
ほんまやな~。いいことや幸運って、すぐそばにあるのに気づきにくいことも多いよね。
でも、困ったことや災難は、どこにでもある感じがするわ。大切なのは、その中でも幸せを見つける目を養うことやな!
【出典】
「班固」-答賓戯
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「福は眥に盈たず、禍は世に溢る」の解説
カンタン!解説
「福は眥に盈たず、禍は世に溢る」という言葉は、幸せや良いことはすぐに見逃してしまうほど少ないけど、困ったことや大変なことはどこにでもたくさんある、っていう意味だよ。
この言葉をイメージしてみてね。幸せなことやラッキーなことは、ちっちゃな宝物みたいなもの。だから、それを見つけるのは難しいんだ。でも、大変なことやトラブルは、どこを見てもあるような気がすることが多いんだよね。
だから、このことわざは、「良いことは少ないけど、大変なことや困ったことはたくさんあるから、気をつけて生きていこう」ということを教えてくれているんだよ。大変なことが多いからこそ、小さな幸せを大切に感じることが大事だね。
「福は眥に盈たず、禍は世に溢る」の使い方
何だか不幸なことばかりな気がする。
福は眥に盈たず、禍は世に溢るというからね。
それって生きている意味がある?
必死に頑張った先に幸せがあったら、それが小さなものでも生きていてよかったって思えるものよ。
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「福は眥に盈たず、禍は世に溢る」の例文
- 世界は残酷だから、福は眥に盈たず、禍は世に溢るものだ。
- 耳にするのも嫌な事件ばかりで、福は眥に盈たず、禍は世に溢るだと思う。
- 生きるということは苦行のようなもので、福は眥に盈たず、禍は世に溢れつらいことばかりだ。
- 福は眥に盈たず、禍は世に溢るるが、幸せがそれまでの苦労を吹き飛ばしてくれる瞬間が好きだ。
- 心から幸せと思える瞬間は意外と少なく、福は眥に盈たず、禍は世に溢れるが、それでも懸命に生きる。
一方で、不幸や災難といった悪い出来事はたくさん存在して、簡単に出くわすことができる、という意味だよ。