「三寸俎板を見抜く」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
三寸俎板を見抜く
【読み方】
さんずんまないたをみぬく
【意味】
物事の裏側まで見抜く力があること。
「三寸」は、約9cm。
「三寸俎板を見抜く」ということわざは、物事を非常に鋭く、深く洞察する能力を持っていることを示しているんだ。
ほー!つまり、このことわざで言いたいのは、物事の表面だけじゃなく、中身や真意までちゃんと理解してる人のことやね。表面だけを信じへんで、本当のことを見極める目を持ってるってことやな。
頼りになる人やね、そんな人は!
【語源・由来】
三寸の俎板の裏まで見通す意から。
【類義語】
・八寸板を見抜く
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「三寸俎板を見抜く」の解説
カンタン!解説
「三寸の見直し」という表現は、物や事柄には細かく見れば何かしらの欠点や不完全な部分があるということを示唆しているんだよ。でも、それらの小さな欠点や不完全さは、全体を通して見るとあまり気にならない、または時間が経てば気にならなくなるという意味も込められているんだ。
このような表現は、完璧を求めすぎることの無駄さや、小さな欠点を超えて大きな価値や良さを見ることの大切さを伝えるのに用いられるよ。人間関係や仕事、日常生活など、多くの場面でこの考え方を取り入れることで、より前向きな姿勢や寛容な態度を持つことができるね。
「三寸俎板を見抜く」の使い方
ともこちゃんの言う通りになった。三寸俎板を見抜くようだね。
ちょっと考えればわかることよ。
僕には見抜けないよ。
一つの情報では見抜けないけど、いろんな情報を組み合わせて考えれば見えるわよ。
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「三寸俎板を見抜く」の例文
- 三寸俎板を見抜く先生が担任だと、心の不調に気付いてくれそうで安心だ。
- 彼女は、三寸俎板を見抜く鋭さで首相の発言の矛盾を突いた。
- 表面的なことだけでなく、三寸俎板を見抜く力が必要だ。
- 健太くんは鈍そうに見えるが、三寸俎板を見抜くことができる男だ。
- 三寸俎板を見抜く鋭さで間違いを指摘する。