「重箱に煮染め」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
重箱に煮染め
【読み方】
じゅうばこににしめ
【意味】
見た目は立派なのに、中身は粗末であること。中身と見た目が一致しないこと。
ああ、そういうことか。つまり、「外見は立派だけど中身はちょっとそれに見合わない」ってことやな。外側だけ豪華に見せかけて、中身は思ったほどではない、っていう状況を表してるんやね。
見た目と実際の中身が合ってないってことを批判する言葉や。外見だけじゃなくて、中身の質も大事にせなあかんってことやね。
【語源・由来】
立派な重箱の中に醤油で煮しめた粗末な料理が入っていることから。
【類義語】
・錦の袋に糞を包む
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「重箱に煮染め」の解説
カンタン!解説
「重箱に煮染め」ということわざはね、外見はすごく立派だけど、中身がいまいちっていうことを言いたいんだよ。ちょっと難しいかもしれないけど、例えばね、とってもきれいなお菓子の箱を開けたら、中には普通のクッキーが入っているみたいな感じかな。
このことわざは、昔の日本のお正月のお料理の話から来ているんだ。昔の人は、お正月に重箱にいろんなお料理を入れて飾ったんだけど、その中には見た目はそんなに良くないけど味はおいしい「煮染め」という料理を入れることもあったんだよ。
だから、このことわざは、外見だけじゃなくて、中身も大切だって教えてくれているんだね。外見がきれいだからって、中身も良いとは限らないし、外見が普通でも、中身はすごく素晴らしいこともあるんだよ。
「重箱に煮染め」の使い方
サンタさんからプレゼントが届いたんだよ。
良かったわねー。何だったの?
重箱に煮染めだったよ。伊勢丹の豪華包装紙に中身はスーパーボールだった。
スーパーボール楽しいじゃない。
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「重箱に煮染め」の例文
- 粗品は重箱に煮染めだったが、粗品だから文句は言えない。
- ともこちゃんは天使みたいな見た目なのに、重箱に煮染めのように中身は悪魔だ。
- 重箱に煮染めだったので、中身と外見のギャップに脳の回転が付いて行かずバグった。
- 健太くんは草食系そうなのに、重箱に煮染めで実は肉食系だ。
- 乙姫様がくれた玉手箱はどんなすごいものが入っているのかと思ったら、重箱に煮染めのように煙だけだった。
重箱は外見が立派だが、中に入れる煮染めは比較的質素な料理を指すから、外見と内容が一致しないことを風刺している言葉なんだね。