「春氷を渉るが如し」の意味(語源由来・出典・類義語)
【ことわざ】
春氷を渉るが如し
【読み方】
しゅんぴょうをわたるがごとし
【意味】
とても危ないことをすること。
ほぉ、それはわかりやすい例えやね。つまり、「とても危険なことをしてる、またはするつもり」ってことを表してるんやな。春の氷は溶けかけてて危険やから、そんな氷の上を歩くことは大きなリスクを伴うんやね。安易に危険なことをするべきじゃない、っていう教えを含んでる言葉やな。
リスクをしっかり考えて、無謀な行動は避けるべきやってことやね。物事を進めるときには、危険性をきちんと評価することが大切やってことかいな。
【語源・由来】
割れやすい春の氷の上をわたることから。
【出典】
「書経」
【類義語】
・深淵に臨んで薄氷を履むが如し
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「春氷を渉るが如し」の解説
カンタン!解説
「春氷を渉るが如し」という表現は、非常に危険なことをすることを例えているんだよ。これは、春になって溶けかけていて割れやすい氷の上を歩くことから来ているんだね。春の氷は薄くて不安定なため、その上を歩くことは大変危険な行為だとされているんだ。
たとえば、非常にリスクが高いビジネスを始めることや、危険なスポーツに挑戦することなどが「春氷を渉るが如し」と表現されることがあるよ。この言葉は、非常に危険で不確実な状況に自ら進んで踏み込むことを指しているんだ。
「春氷を渉るが如し」は、危険を伴う行為や判断をすることの危うさを警告している言葉なんだね。不安定な状況や危険性の高い行動には注意が必要であるという教訓を含んでいるんだよ。リスクを理解し、慎重に行動することの大切さを教えてくれているんだ。
「春氷を渉るが如し」の使い方
健太くんの家のクリーニング屋さんはどんな感じ?
光熱費の高騰で経営は春氷を渉るが如しだよ。
危機を乗り切ることができたらいいね。
僕は店を継ぎたいと考えているから、この危機を乗り越えてほしいよ。
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「春氷を渉るが如し」の例文
- 成功する可能性は低く、春氷を渉るが如しだ。
- 彼がやろうとしていることは春氷を渉るが如しで、危険極まりない。
- 命を失う危険性がある春氷を渉るが如し行為だ。
- バンジージャンプは春氷を渉るが如しなので、死んでも文句を言わないという誓約書にサインさせられる。
- こんな高波の日に船を出すのは、春氷を渉るが如しだと思う。
この言葉は、安易に危険なことをするのは避けるべきだという警告を含んでいるんだ。