【死せる孔明、生ける仲達を走らす】の意味と使い方の例文(語源由来・英語訳)

【ことわざ】
死せる孔明、生ける仲達を走らす

【読み方】
しせるこうめい、いけるちゅうたつをはしらす

【意味】
亡くなったあとでも、生前のままの威力が保たれていて、生きている者を恐れ、震え上がらせることのたとえ。

【語源・由来】
出典は「蜀志(しょくし)」です。三国志の時代「蜀」の名将諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)が、「魏(ぎ)」の司馬仲達(しばちゅうたつ)と対戦中に、五丈原(ごじょうげん)で病死します。「孔明死す。」の情報を得た仲達はすぐさま攻撃を開始しようとしますが、蜀の軍は孔明の生前の指示にしたがい反撃の姿勢を見せます。これを見た仲達は「孔明死す。」とは自分を欺(あざむ)く計略だと思い込み攻撃するのを中止して、戦場を捨て退却したという話から。

【英語訳】
英語の本などでは A dead Zhuge scares away a living Zhongda. (死諸葛嚇走活仲達) という英語訳があります。

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「死せる孔明、生ける仲達を走らす」の使い方

ともこ
「さやこ」の映画みた?怖かったね。
健太
人間って、死んでも怨念(おんねん)は残るのかな?
ともこ
健太君って、案外純粋なのね。死せる孔明、生ける仲達を走らすって、仲達みたい。
健太
また難しい話している。遊び時間まで国語の勉強はかんべんしてよ。

「死せる孔明、生ける仲達を走らす」の例文

  1. 先代の遺訓(いくん)は未だに守らています。死せる孔明、生ける仲達を走らすというように絶対的なものです。
  2. 取引先の情報をもう一度よく分析しましょう。死せる孔明、生ける仲達を走らすということならないようにしましょう。
  3. 海外投資で失敗したのは、死せる孔明、生ける仲達を走らすじゃないが、いると思っていた孔明が実は最初っからいなかったからだな。
  4. 死せる孔明、生ける仲達を走らすというほどの実力を持ちたいものです。

まとめ

三国志演義(さんごくしえんぎ)では脚色(きゃくしょく)されているものの有名な場面です。司馬懿(しばい)、字(あざな)は仲達、諸葛亮孔明のライバルとして、歴史上の評価はあまり良いものではないようです。この故事が生まれた背景にもそれがあるのかもしれません。

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