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【信心も欲から】の意味と使い方や例文(類義語・対義語)

信心も欲から

「信心も欲から」の意味(類義語・対義語)

意味

【ことわざ】
信心も欲から

「信心も徳の余り」「後生ごしょうは徳の余り」ともいう。

【読み方】
しんじんもよくから

【意味】
信心もご利益りやくを得たいという欲から生じるに過ぎないということ。

ことわざ博士
「信心も欲から」という言葉は、人々が信心を持つ理由も、最終的には何らかの利益や欲求を満たしたいという願望に基づいているという意味だよ。

つまり、信仰心を持つことも、根本的には良い結果や利益を得たいという欲に動かされているという考えを表しているんだね。

助手ねこ
なるほどなぁ、そういうことかいな。つまり、「信心を持つのも、結局は何かいい結果を得たいという欲望から」ってことやな。

信仰してる人も、その根底には何かを得たい、という欲があるってことやね。この言葉は、人間の行動の背後にある欲望を指摘してるんやな。何事も、その奥底には欲望があるってことを教えてくれる言葉や。

【類義語】
・信心も欲のうち

【対義語】
・信心は徳の余り

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「信心も欲から」の解説

カンタン!解説
解説

「信心も欲から」ということわざは、信心や宗教的な信仰も、最終的には何か良い結果や利益を得たいという欲求から生じるという意味を持っているんだよ。

この言葉は、信心が純粋な精神的な追求だけではなく、しばしば何らかの利益や報酬を期待していることを指摘しているんだ。つまり、人々が信仰や宗教的な行為に従事するとき、彼らはしばしば良いことが起こること、例えば幸運が訪れることや問題が解決することを望んでいるということなんだね。

たとえば、何か良いことが起こるようにと祈る人や、宗教的な儀式を行うことで幸福や健康が得られると信じる人たちがいる。このような行動は、表面上は信心深いものに見えるかもしれないけれど、それは実際には何か具体的な結果を望んでのことなんだ。

「信心も欲から」ということわざは、信心や宗教的な行為が常に純粋な動機から生じるわけではないという現実を示しているんだ。人間の行動には多くの場合、何らかの欲求や期待が関わっていることを教えてくれる言葉なんだね。

「信心も欲から」の使い方

健太
苦しい時の神頼みって許されないかな?
ともこ
信心も欲からというから神様も分かっているんじゃないかしら。
健太
それなら願いを聞いてくれるかな。
ともこ
願いと心がけ次第ね。
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「信心も欲から」の例文

例文
  1. 初詣で願掛けをしない人はいないし、信心も欲からだ。
  2. 宝くじに当たりますようにと願う人もいれば、日々つつがなく過ごせますようにと願う人もいる。願いに大小はあれど、信心も欲からで間違いない。
  3. ご利益を求めず、ただ神様への敬意から信じる人はほとんどいない。信心も欲からといい、多くの人は、信心の代わりにご利益を求める。
  4. 村祭りは五穀豊穣を祈るものだし、地鎮祭は工事の安全を祈願するものだし、信心も欲からというように何かを欲して人は祈る。
  5. 煩悩を捨て無欲であるべきだというが、信心も欲からなんだ。

 

 





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