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【重宝を抱く者は以て夜行せず】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

重宝を抱く者は以て夜行せず

「重宝を抱く者は以て夜行せず」の意味(語源由来・出典)

意味【ことわざ】
重宝を抱く者は以て夜行せず

【読み方】
じゅうほうをいだくものはもってやこうせず

【意味】
重要な任務がある者は、軽率なことはしないということ。

ことわざ博士
「重宝を抱く者は以て夜行せず」ということわざは、貴重なものを持っている人は危険を冒してはいけないという意味だよ。

大切な目的や責任を持っている人は、自分の安全や健康を守るべきだという教えを含んでいるんだ。

助手ねこ
ああ、それは大事な教えやね。つまり、「貴重なものを持ってる人は、無駄にリスクを冒してはいかん」ってことやな。大事な目的や役割がある人は、そのために自分自身をしっかり守るべきやってことやね。

大きな責任を持つ人は、それに見合うだけの安全対策も必要やってことかいな。自分の身を大切にすることが、結局は目的を達成するためにも重要やね。

【語源・由来】
重要な宝をもつ者は、夜道を歩く危険は冒さない意から。

【出典】
戦国策せんごくさく

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「重宝を抱く者は以て夜行せず」の解説

カンタン!解説
解説

「重宝を抱く者は以て夜行せず」ということわざは、大切な目標や責任を持っている人は、無駄なリスクを避けて、自分を守るべきだという意味なんだよ。このことわざは、「戦国策」秦策から来ていて、文字通りには「貴重なものを持っている人は、夜に歩いてはいけない」という意味だけど、もっと深い教訓を含んでいるんだ。

たとえば、学校のプロジェクトでリーダーになった人は、その責任をしっかり果たすために、無責任な行動を避ける必要があるよね。これと同じで、「重宝を抱く者は以て夜行せず」ということわざは、重要な役割や責任を持っている人は、自分の身を大切にし、リスクを取らないように注意することの大切さを教えてくれているんだ。

要するに、大きな目標や夢を持っている人は、その目標を達成するために、自分の安全や健康に気をつけなければならないということなんだね。自分を守りながら、目標に向かって進むことが大切なんだよ。

「重宝を抱く者は以て夜行せず」の使い方

健太
若いうちは無茶した方が良いよね。
ともこ
重宝を抱く者は以て夜行せずよ。健太くんは目標があるんだから、無茶せず慎重に行動した方が良いわ。
健太
年老いてから無茶したらただの愚か者なのに?
ともこ
若い時の無茶は勲章でも何でもないのよ。
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「重宝を抱く者は以て夜行せず」の例文

例文
  1. オリンピック出場を控えているのだから、重宝を抱く者は以て夜行せずだ。スキーに行って怪我したらどうするんだ。
  2. 先生の大事な原稿を預かる身なのに、飲み過ぎて紛失するとは愚か者め。重宝を抱く者は以て夜行せずという言葉を知らないのか。
  3. 大事な任務の前に無謀なことをして出世のチャンスを逃す。重宝を抱く者は以て夜行せずだったと後悔する。
  4. 重宝を抱く者は以て夜行せずというから、寄り道もしないで大人しく家に帰ろう。
  5. 重大な任務につくものは慎重さが必要で、重宝を抱く者は以て夜行せずというのにうかつな行動をするとは何事だ。

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