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「其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなり」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなり
【読み方】
そのすすむことときものはそのしりぞくことすみやかなり
【意味】
何事にもふさわしい速度があって、学業も一歩ずつ確実に進むべきだという戒め。
そやから、それは「急ぎすぎると途中で力尽きる」ってことか。一気に全力疾走しようとすると、途中でガス欠になってしまう可能性があるんやな。
これは、「ゆっくりとでも確実に進む」ことの大切さを教えてくれるんやね。全力疾走よりもマラソンのようにコツコツと一歩ずつ進むことが大事なんやな。
【語源・由来】
進み方がとても速いものは、途中で気力が衰えて退くのも速い。
【出典】
「孟子」
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「其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなり」の解説
カンタン!解説
「其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなり」っていうことわざは、すごくスピーディーに進む人は、疲れて後ろに下がるのも早いってことを教えてくれるんだよ。つまり、あまり急ぎすぎて力を使い果たしてしまうと、元気がなくなった時に立ち直るのも大変になるよ、ということだね。
「走り始めてすごく速く走ってる友達は、すぐに疲れて止まってしまうことがあるよね。それと同じで、大人になっても一気に全力で何かをやろうとすると、すぐに疲れてしまうことがあるんだよ。
だから、無理をせずに少しずつ力を使っていくことが大切なんだよ」っていう感じだね。このことわざは、無理をせず、じっくりと物事を進めることの大切さを教えてくれるんだよ。
「其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなり」の使い方
張り切って飛ばすと息切れするわよ。
やる気がある時にどんどん学びたいじゃない。
其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなりというわ。最初にがんばりすぎて勉強をやめてしまたら意味がないわよ。
適度に休みながらの方が続くんだね。
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「其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなり」の例文
- 物凄いスピードで学んでいった健太くんは、案の定燃え尽きた。其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなりというのにな。
- 最初から力み過ぎるとガス欠になるのははやいものだ。其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなりというからのんびりいこう。
- 自分にふさわしいスピードを見出さないと、人に合わせて猛スピードで突き進むと脱落棄権につながる恐れがある。其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなりというので、基本最初はゆっくりの方が続く。
- スタートダッシュで一位をとっても、其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなりとなるかもしれない。ゆっくりでもいいからゴールを目ざそう。
- あんまり飛ばし過ぎると疲労や飽きが来る。其の進むこと鋭き者は其の退くこと速やかなりというように、ペース配分を考えた方がいい。
物事には適度なペースが必要で、あまり急ぎすぎず一歩ずつ確実に進むことが大切だと教えてくれているんだ。