「大人は赤子の心を失わず」の意味(出典)
【ことわざ】
大人は赤子の心を失わず
【読み方】
たいじんはせきしのこころをうしなわず
【意味】
高い徳の人は、赤ん坊のように純粋な心を失わないということ。また、君主たる者は、赤子を慈しむように民の心を大切にするということ。
「大人」は、徳の高い人。
おお、それはつまり、立派な大人でも、純粋さや心の優しさを忘れずにいるんやな。大人になっても子どものような純粋さを持ち続けることが大切なんやろ。
また、指導者やリーダーとしての人は、民衆の心を大切にする必要があるってことやねん。「赤ちゃんを可愛がるように民衆に接する」という教えがこのことわざに詰まってるんやで。
【出典】
「孟子」
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「大人は赤子の心を失わず」の解説
カンタン!解説
「大人は赤子の心を失わず」ということわざは、高い道徳的な人は、赤ちゃんのように純粋で素直な心を持ち続けるという意味なんだよ。
例えばね、大人になるといろんなことが忙しくて、人との関わりや物事の難しさに悩んだりすることがありますよね。でも、「大人は赤子の心を失わず」ということわざは、大人になっても、心の中に子供のような純粋さや素直さを持ち続けることが大切だよ、と教えてくれているんだ。
また、このことわざは君主やリーダーにも関係しているんだよ。君主とは国を統治する人のことで、彼らは赤ちゃんを大切にするように、国民の心を大切にしなければいけないんだよ。国民の気持ちや思いを理解し、尊重することが重要なのです。
つまり、「大人は赤子の心を失わず」ということわざは、高潔な人は心の中に純粋さを持ち続けるという意味と、君主やリーダーは国民の心を大切にするという意味を持っているんだよ。
「大人は赤子の心を失わず」の使い方
大人は赤子の心を失わずっていうのに、痛みを伴う改革で国民を苦しめるんだからひどいよね。
そんなひどい政党に投票する人がたくさんいるんだから不思議よね。
一体だれが投票しているんだ。
地方の高齢者とか富裕層とか?
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「大人は赤子の心を失わず」の例文
- 偉大なドラえもんの作者は、大人は赤子の心を失わずというようにずっと子供の心を持っていたという。
- 大人は赤子の心を失わずというが、日本の偉い人たちは、頭は良いが人を見下す心が汚れ切った人たちばかりだ。
- 徳の高い人は俗世間に染まらず、大人は赤子の心を失わずピュアなままだ。
- 首相には実の息子を思いやるだけじゃなく、大人は赤子の心を失わずのごとく国民を思いやる気持ちを持ってほしい。
- 高徳な人間は、大人は赤子の心を失わずというようにきれいで純粋な心の持ち主であることが多い。
また、君主としての人は、赤ちゃんを可愛がるように民衆の気持ちを大切にすることも重要なんだよ。