「命の洗濯」の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【ことわざ】
命の洗濯
【読み方】
いのちのせんたく
【意味】
日頃の苦労から解放されて楽しむことのたとえ。
毎日バリバリ働いてたら、体も心もボロボロになるからな。これは、「たまには気楽に過ごすことで、自分をリフレッシュすることの大切さ」を教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
命の垢を洗い流して、寿命をのばそうということが由来。
【類義語】
・命の土用干し(いのちのどようぼし)
【英語訳】
Recreation.
「命の洗濯」の解説
「命の洗濯」っていう言葉はね、普段の忙しさやストレスから離れて、のんびりと自分の時間を楽しむことを指すんだよ。
例えばね、学校の宿題や部活、テスト勉強などからちょっと離れて、好きな音楽を聞いたり、おいしいお菓子を食べたり、友達と公園で遊んだりする時間を作ることだよ。それが「命の洗濯」っていうんだ。
洗濯っていうのは、汚れた服をきれいにすることだよね。だから、「命の洗濯」っていうのは、自分の心をリフレッシュして、元気を取り戻すような時間を作ることを意味しているんだよね。ちょっと一息ついて、自分のことを大切にする時間を持つことが大切なんだよ。
「命の洗濯」の使い方
「命の洗濯」の例文
- 父はたまにゴルフへ行くが、命の洗濯だと話している。
- 先日の旅行はとても楽しかったよ。命の洗濯にもなったね。
- 母は温泉にでも行って久しぶりに命の洗濯がしたいとよく話している。
- 姉は命の洗濯といって、旅行へ出かけるととても機嫌がよくなって帰ってくる。
- 命の洗濯というように、たまに休んで気晴らしをすることは大切なことだと思います。
「命の洗濯のために、定期検診は欠かさないし先日は人間ドッグに入ってきたよ。」
「いろいろなサプリメントを飲んで、命の洗濯をしているんだ。」
「毎日ジョギングを欠かさないようにしているよ。命の洗濯をしなきゃね。」
などと使うのは誤りなので注意が必要。
「命の洗濯」の文学作品などの用例
酒を飲むのもムダをしたくないと思い、必ず有意義な会合にしているが、さて此うなると、肩を凝らして飲んでいるので、気が晴れない。やっぱり、ムダは、ムダほど、気は休まり、命の洗濯となるのか。(古川緑波の古川ロッパ昭和日記より)
まとめ
仕事はもちろんですが、家事や勉強など日頃苦労をしていることがあるのではないでしょうか。
仕事や家事や勉強などはとても大変なことですが、生活をするためには必要なことではないでしょうか。
しかし時には命の洗濯というように、気晴らしや保養をすることも必要ではありませんか。
旅行や趣味などをすることで、また仕事などをがんばることができるのではないでしょうか。
忙しい毎日の中にも、命の洗濯をすることで充実した生活を送りたいものですね。