【一葉落ちて天下の秋を知る】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

【ことわざ】
一葉落ちて天下の秋を知る

【読み方】
いちようおちててんかのあきをしる

【意味】
わずかな前兆を見て、やがてやって来るであろう大事のなりゆきをいち早く察知することのたとえ。

ほかの樹木にさきがけ、落葉の早い青桐(あおぎり)の葉が一枚落ちるのを見て秋の訪れを察することから。(画像は青桐の版画/たかだみつみ)

【語源・由来】
淮南子(えなんじ)に「見一葉落、而知歳之将暮」=「一葉の落つるを見て、歳(とし)の将(まさ)に暮れんとするを知る」に由来します。

「淮南子」は、前漢(ぜんかん)の武帝(ぶてい)が学者を集めて編纂(へんさん)させた思想書です。道家(どうけ)の思想を中心に儒家(じゅきょう)などの思想を交えて古代中国の考え方が記述されています。人はどのように生きるのか、生きるべき道などが説明されていて、「人間万事、塞翁が馬」、「一致団結」などの語源でもあります。

【類義語】
・霜を履みて堅氷至る(しもをふみてけんぴょういたる)
・瓶中の氷を見て天下の寒きを知る (びんちゅうのこおりをみててんかのさむきをしる)

【英語訳】
A straw show which way the wind blows.

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「一葉落ちて天下の秋を知る」の使い方

健太
一葉落ちて天下の秋を知る、秋だねー。
ともこ
あら、難しいことわざってるのね。
健太
風流でしょ。
ともこ
少し意味が違うと思うよ。冬休み前にはテストがあるのよ。準備してる?

「一葉落ちて天下の秋を知る」の例文

  1. アンテナを張っていなかったので、一葉落ちて天下の秋を知ることができずチャンスを逃しました。
  2. さすが社長は違う、一葉落ちて天下の秋を知ることができる人です。
  3. 一葉落ちて天下の秋を知ることは大変難しいことです。なぜならばその一葉が何か気がつかないからです。
  4. 対策は万全ですが、空振り大歓迎です。一葉落ちて天下の秋を知ることが大事です。

まとめ

ふと気になったことが、後で気がつくと、大きな問題になっていることがあります。気になった時に対処していれば、労力も少なく円満に解決していたことが、時間が経つと取り返しのつかないことになり、労力も時間も経費も多くかかることになります。これが青桐の一葉かどうか、ピンとくる感性が大事なのでしょう。

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