「灯心に釣り鐘」の意味(類義語)
【ことわざ】
灯心に釣り鐘
【読み方】
とうしんにつりがね
【意味】
比較にならないこと。釣り合わないこと。
「灯心」は、ランプなどに火をつけるための芯。
「灯心に釣り鐘」ということわざは、ものごとが全く釣り合わない、あるいは比べることすら意味がないということを示しているんだよ。
はえ~、灯心ってめっちゃちっちゃいのに、釣り鐘ってでっかいやん。
つまり、全然大きさが違うってことやな。これは、ぜんぜん比べることができないほど違うもの、って意味やね。何かと何かを比べるときに、「あれとこれは灯心に釣り鐘やで」と使えるんやな。
【類義語】
・提灯に釣り鐘
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「灯心に釣り鐘」の解説
カンタン!解説
「灯心に釣り鐘」っていう言葉は、とっても違う二つのものを比べることの意味があるんだよ。
考えてみてね、灯心ってすごく小さくてやわらかいものだよね。一方、釣り鐘っていうのは大きくて重たい鐘のこと。これら二つは全然違うものだから、比べるのが変な感じがするよね。
だから、この言葉は、全く違うものや、全然レベルが違うものを比べると、それは比較にならないよ、っていうことを教えてくれるんだ。例えば、プロのスポーツ選手と初心者を比べたら、それは「灯心に釣り鐘」みたいなものだよ。つまり、比べるのがおかしいくらい違うってことを示しているんだね。
「灯心に釣り鐘」の使い方
健太くんと彼女は、灯心に釣り鐘ね。
美人でしょう?
美女と野獣よね。
そんなにー?でも、絶世の美女だから仕方ない。
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「灯心に釣り鐘」の例文
- 彼ら二人の身長は、灯心に釣り鐘で見ただけで結果がわかる。
- 素人の作品とプロの作品は、灯心に釣り鐘だ。比べるまでもない。
- 競わなくても結果は歴然。彼らの学力は、灯心に釣り鐘だ。
- 二人の身分は灯心に釣り鐘だったので、多くの人間が結婚に反対した。
- 夏目漱石を意識して書いたのだろうが、この小説と夏目漱石では灯心に釣り鐘で全く話にならない。