「泣く子も目を見る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
泣く子も目を見る
【読み方】
なくこもめをみる
【意味】
いくら思慮分別のない者でも、多少は周囲のことを考えて振る舞うものだ。
「泣く子も目を見る」ということわざは、たとえ経験が少なく分別のない者でも、状況やタイミングを考慮して行動することができる、という意味だよ。
ああ、なるほどな。つまり、みんなちょっとくらいは状況をわきまえてるってことやな。
たとえば、子どもでも怒られそうな時や、ダメそうな時は、ちょっと我慢することもあるように、大人だって、完全にノープランや無頓着じゃないってこと。人を甘くみたらアカン、ってことを教えてくれることわざやな。
【語源由来】
泣いている子でも、目をあけて周りの状況を見ることから。
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「泣く子も目を見る」の解説
カンタン!解説
「泣く子も目を見る」っていうことわざは、誰しも、たとえ経験や知識が少なくても、状況や場面に応じて少しは考えて行動するものだってことを教えてくれるんだよ。
考えてみてね、たとえば、小さな赤ちゃんだって、泣いている時に誰かが目の前に立つと、その人の顔をちょっとじっと見たりするよね。それは、赤ちゃんなりにその人や状況を理解しようとしているからだよ。
このことわざは、どんなに若くて経験が少なくても、人はその場の状況を少しは考えて、適切な行動を取ろうとするものだってことを伝えてくれているんだ。だから、大人だって、ちょっとしたことで判断しないで、その人がどう考えて行動したのかを考慮することが大切だよね。
「泣く子も目を見る」の使い方
健太くんはいつも考えなしねー。
泣く子も目を見るんだよ。浅はかな僕だっていろいろ考えているんだよ。
考えているようには見えないけど。
ともこちゃんは人の100倍考えるからだよ。
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「泣く子も目を見る」の例文
- 泣く子も目を見るものだから、役立たずで何もできないと切り捨ててはいけない。何かしらしているはずだ。
- 泣く子も目を見るから、この親不孝のバカ息子でも頭の中で何か考えているのだろう。
- 浅はかで何も考えていなさそうな彼だって、泣く子も目を見るように、彼なりに周囲のことを考えている。
- 自分勝手そうな若者だって泣く子も目を見るみたいに、周りの人間のことを思って行動しているものだ。
- 自分が大好きな健太くんだって、泣く子も目を見るように友達のことを多少なりとも思いやる。