「怠け者の食い急ぎ」の意味(類義語)
【ことわざ】
怠け者の食い急ぎ
「怠け者の食急ぎ」ともいう。
【読み方】なまけもののくいいそぎ
【意味】
怠け者は、食べる時になると威勢が良くなり、人より早く食べる。
「怠け者の食い急ぎ」という言葉は、仕事のときには怠けてしまう人が、食事の時間になるととても急いでしっかりと食べる、という皮肉を込めた表現なんだよ。
あー、なるほどな。つまり、ちゃっかりしてて、自分の得になることや楽しいことには元気になるけど、ちょっとでもきついとすぐさぼるってやつやな。
仕事のときにはだらだらしてるくせに、お腹がすくと一番に飯を食べるってわけや。こういうの、周りにも結構おるなぁ。ちょっとだけ、おもろいけど、困っちゃうこともあるよなぁ。
【類義語】
・居候の食い急ぎ
・能なしの食巧み
・懈怠者の食急ぎ
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「怠け者の食い急ぎ」の解説
カンタン!解説
「怠け者の食い急ぎ」っていうことわざはね、ちょっと面白い皮肉の言葉なんだよ。
仕事のときには怠けて、なかなか働かない人が、食事の時になったら、すごく早くて一生懸命食べる、っていう様子を指しているんだ。つまり、食事の時だけは元気になっちゃうっていうのが、ちょっと面白くて、皮肉っぽいポイントなんだね。
例えば、宿題や仕事をサボってる友達が、お昼ごはんの時にだけは一番早く食べ終わるのを見て、「あれ?仕事の時はあんなにゆっくりなのに、ごはんの時はなんでそんなに急ぐの?」って思うことがあるでしょ?それが「怠け者の食い急ぎ」ってことわざの意味なんだよ。
「怠け者の食い急ぎ」の使い方
わーい。給食の時間だ。
さっきまでやる気がなさそうだったのに、怠け者の食い急ぎね。
給食のために学校に来ているようなものだよ。
食べた分午後からがんばりなさいよー。
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「怠け者の食い急ぎ」の例文
- 仕事中はだらだらしているのに、食事中は生き生きとして怠け者の食い急ぎだな。
- さっきまで居眠りしていたのに、昼休憩は我先にと駆けていくとは怠け者の食い急ぎだよ。
- 調子が悪いといってのろのろ作業していたのに、怠け者の食い急ぎというやつか。何だその食べっぷりは。
- いわゆる怠け者の食い急ぎな社員が数名いるようだが、リストラをちらつかせ意識改革をはかるか。
- 作業は遅いのに、食べるのは威勢がいいんだな。まさに怠け者の食い急ぎじゃないか。